「TRANSLATION for ALL」 がリアルとオンラインで開催

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「『TRANSLATION for ALL トランスレーション フォー オール』 」が3月から6月にかけて東京都内の会場やオンラインで開催される。

「TRANSLATION for ALL トランスレーション フォー オール 」ビジュアル

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これは、バリアフリーなオンライン劇場を実践する、THEATRE for ALLによる実験的フェスティバル。視覚・聴覚の障害、言語の違い、移動に対しての障壁などさまざまな問題点を、作家が“身体表現の翻訳を考え、それぞれの手法による、“アクセシビリティをALL=あらゆる人に向けてひらく”ことを目指す。

本フェスに参加する第1弾アーティストが決定。“公演”にはcontact Gonzoと美術家・やんツーによる新作、“参加型演奏会”には蓮沼執太、音楽家・美術家の梅原徹、バーカッション奏者の宮坂遼太郎による新作、 “アプリ配信&イベント”には開発ユニット・AR三兄弟、小林幸子鎮座DOPENESSヨネダ2000ほかによる新作、“配信”にはオル太、Dance Base Yokohamaが名を連ねた。

開催に向け、プロデューサーの金森香は「アクセシビリティ(Accessibility) とは、多様な利用者を前提に『サービスを円滑に利用できること』という意味に使われる『近づやすさ』『利用のしやすさ』という意味を持つ英単語です。THEATRE for ALL ではサービス開始当時から、そもそも情報保障が行き届いていないという社会全体の課題を前に、個々の利用者に対していかに作品視聴の回路を切り開いていくか、必要とする利用者に情報を届けるか、事業運営を通して向き合い続けてきました。その中で、我々独自の取り組みとして、アーティストとの協働による、その創造的なアプローチにも挑戦してきました。この実験はまだ試行錯誤の途上です。今回のフェスティバルでぜひ様々な立場の方にご参加いただき、新たな議論が重ねられることを願っております」とコメントした。

今後の参加アーティストについては続報を待とう。

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TRANSLATION for ALL トランスレーション フォー オール

【配信】酒井はな、岡田利規、四家卯大、Dance Base Yokohama「瀕死の白鳥」、「瀕死の白鳥その死の真相」

2023年3月31日(金)~

【配信】オル太「超衆芸術スタンドプレー」

2023年3月24日(金)~

【公演】contact Gonzo × やんツー「jactynogg zontaanaco ジャkuティー乃愚・存taアkoコ」

2023年5月19日(金)~21日(日)
東京都 ANOMALY

【参加型演奏会】蓮沼執太 × 梅原徹× 宮坂遼太郎「PLAY?ーあそぶ? おとをだす?」

2023年5月27日(土)
東京都 渋谷パルコ 10F 「ComMunE」および屋外

【アプリ配信・イベント】AR三兄弟「文明単位のラブソング」

2023年5月27日(土)
東京都 渋谷パルコ(予定)

総合演出:川田十夢
開発:AR三兄弟
作品(アプリ)出演:小林幸子鎮座DOPENESS石川浩司ヨネダ2000、いがみの権太+人形遣い、おわら風の盆、チャンココ、音無史哉

読者の反応

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mashi @mimi012848062

この感じって子供の頃騙し絵でよく見たよね…
このシルエット横顔をRKでやったら素敵では?と思ったけど
髪型からすると壺のシルエットにならないかもww https://t.co/VUDDD4LktA

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