空晴が“攻め”にも挑戦、クリスマスシーズンの古い喫茶店が舞台の「ここにあるはずの、」

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空晴 第21回公演「ここにあるはずの、」が12月9日から13日まで大阪のin→dependent theatre 2nd、22日から26日まで東京・駅前劇場で上演される。

空晴 第21回公演「ここにあるはずの、」チラシ表

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舞台はクリスマスシーズンを迎えた、閉店間近の古い喫茶店。常連の1人は、この店の最後のクリスマスパーティーと称し、結婚して町を出て行く姪をサプライズでお祝いしようとしているが……。

上演に向けて作・演出を手がける岡部尚子は旗揚げメンバーで劇団や作品の中心を担っていた上瀧昇一郎が今公演で“お休み”することを受けて、「劇団を続けながらも、事務所での芸能活動、はたまた生活のための仕事など色々な問題を抱えながらも15年。ここまできたのですが節目の公演回数や年数であろうがなかろうが、分水嶺はくるのだと感じるここ数年です。なので作品も当初より少し変え……上瀧不在の今回だけど守るだけではなく『攻める』ことを考えました。新しい要素を取り入れ、今までなかった『舞台の外で起こることを敢えて見せる』 演出など色々と挑戦しています」と意気込みを語っている。上演時間は1時間30分を予定。

岡部尚子 コメント

今までのお芝居を振り返るような作品を作った前回「向こうの景色」。初めてこれまでの作品のストーリーをひとつのエピソードにいれたりと、20回という節目にむけた作品となりました。またここから新たに、と思った矢先、旗揚げメンバーで劇団や作品の中心を担っていた上瀧昇一郎が一回お休みという状況に。これは不測の事態でした……この時期の出演は厳しい(個人的仕事の事情)という話を前回公演の稽古中から聞き……年明けには正式に次回公演を休むという話になりました。

劇団を続けながらも、事務所での芸能活動、はたまた生活のための仕事など色々な問題を抱えながらも15年。ここまできたのですが節目の公演回数や年数であろうがなかろうが、分水嶺はくるのだと感じるここ数年です。なので作品も当初より少し変え……上瀧不在の今回だけど守るだけではなく「攻める」ことを考えました。新しい要素を取り入れ、今までなかった「舞台の外で起こることを敢えて見せる」 演出など色々と挑戦しています。客演にももう常連の太田清伸さん、そして本公演は初めて出演いただく浅野彰一さん。 長い付き合いのお二人に、上瀧の不在を補う以上の存在感を出していただきつつ、チャレンジにもお付き合いいただいております。ここからの空晴をまた楽しみにいただけたら、そんな気持ちです。

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空晴 第21回公演「ここにあるはずの、」

2022年12月9日(金)~13日(火)
大阪府 in→dependent theatre 2nd

2022年12月22日(木)~26日(月)
東京都 駅前劇場

作・演出:岡部尚子
出演:浅野彰一太田清伸、小池裕之、古谷ちさ、駒野侃、岡部尚子

読者の反応

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柏木ゆげひ(朝原広基) @kashiwagiyugehi

空晴が“攻め”にも挑戦、クリスマスシーズンの古い喫茶店が舞台の「ここにあるはずの、」(コメントあり)(ステージナタリー12/5) https://t.co/Ag7qBQPrKq 様々にお世話になっている劇団「空晴」さんの公演。大阪12/9~13、東京12/22~26です。前回のビターテイストの「向こうの景色」も素敵でした。

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