“ワルたちの宴”、パラドックス定数「ブロウクン・コンソート」開幕

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パラドックス定数「ブロウクン・コンソート」が昨日6月26日に開幕した。

シアター風姿花伝プロミシングカンパニー公演 パラドックス定数 第40項「ブロウクン・コンソート」より。

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シアター風姿花伝プロミシングカンパニー公演 パラドックス定数 第40項「ブロウクン・コンソート」より。

若手劇団を1年にわたりサポートする、同劇場の“プロミシングカンパニー”に選出されたパラドックス定数は、過去作7演目を上演する企画「パラドックス定数オーソドックス」を展開中。第2弾となる今回は、2010年に初演された「ブロウクン・コンソート」を新たなキャストで上演する。「生きてて、悪いか」をキャッチコピーに掲げた本作では、町工場が舞台の“出口なし。行き場なし。人生のどん詰まり”の人間の姿を描く。

シアター風姿花伝プロミシングカンパニー公演 パラドックス定数 第40項「ブロウクン・コンソート」より。

開幕に際し主宰の野木萌葱は「人を殺す精密機械、拳銃に魅せられた男たちが小さな町工場で踊るサマをどうぞご覧ください」とコメントした。公演は7月1日まで、東京・シアター風姿花伝にて。上演時間は約2時間。

なお「パラドックス定数オーソドックス」ではこのあと、8月に二人芝居の「5seconds」と「Nf3Nf6」、10月にはオーディションで選抜されたキャストと共に創る「蛇と天秤」、2019年1月には競馬を題材とした「トロンプ・ルイユ」、3月には野木が日本大学芸術学部在籍中に制作した「Das Orchester」の改訂上演が控える。

野木萌葱コメント

パラドックス定数オーソドックス、早くも第二弾の幕が開きました。「ブロウクン・コンソート」、異種楽器による合奏という意味を持つ本作はワルたちの宴です。
人を殺す精密機械、拳銃に魅せられた男たちが小さな町工場で踊るサマをどうぞご覧ください。
彼らがみっともなく足掻く姿は馬鹿げており滑稽であり、また格好よくもあり崇高であるかもしれません。どうでしょう。
シアター風姿花伝にてお待ちしております。

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シアター風姿花伝プロミシングカンパニー公演 パラドックス定数 第40項「ブロウクン・コンソート」

2018年6月26日(火)~7月1日(日)
東京都 シアター風姿花伝

作・演出:野木萌葱
出演:井内勇希、今里真、加藤敦、生津徹、渡辺芳博、森田ガンツ小野ゆたか

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