立ち退きを拒む一軒の日本家屋…さんらん「おかえり」築116年の上野の古民家で上演

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さんらん「おかえり」が、10月6日から9日まで東京・上野桜木にある市田邸で上演される。

さんらん 第16回公演「おかえり」チラシ表

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尾崎太郎作「おかえり」は、2020年に第7回せんだい短編戯曲賞の最終候補作となった短編劇。今回は約3年ぶりに再演される。本作の舞台は、さいたま新都心開発事業で再開発が進む、1999年の埼玉県与野市。劇中では、立ち退きを拒む一軒の日本家屋に暮らす夫婦の物語が描かれる。夫役をさんらんの渡辺恒、妻役をstudio ALMAの亀井奈緒、弟役をさんらんの佐藤慶太、女役を劇団ひまわりの今泉玲奈が務める。

会場となる市田邸は、国登録有形文化財に登録されている築116年の古民家だ。尾崎は「すてきな劇団員、俳優さん達と心の交流をする、その時間と空間を生でお客様と共有したい。それには、日常が感じられる古民家の生活空間が非常に適している。そこで生活している人がいる場所、あたたかみのある場所、その日常空間に演劇というお祭りを持ちこみたい」と思いを語った。

上演時間は約45分。

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さんらん 第16回公演「おかえり」

2023年10月6日(金)~9日(月・祝)
東京都 市田邸

作・演出:尾崎太郎

キャスト

夫:渡辺恒
妻:亀井奈緒
弟:佐藤慶太
女:今泉玲奈

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