Ken Yokoyama、言葉以上の「ありがとう」詰まった渋公ワンマン 初代メンバー・サージ飛び入りも

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アンコール「これも俺の人生かなって思う」

横山健(Vo, G)(撮影:半田安政)

Ken Yokoyama(撮影:半田安政)

ライブハウスではアンコールをめったに行わないKen Yokoyamaだが、この日はまず横山がアコースティックギターを抱えて1人ステージに上がり、「俺が父親であることの曲をやる」と宣言。そして「この曲をできなくなったのは、離婚したからということも大きいのね」という言葉に続いて、複雑な思いを語り始める。彼は「作ったのは長男坊が生まれたときで、気持ちも詰まってるし、すごくいい曲ができたなと思って。でも離婚して子供たちをすごく傷付けたから、俺は歌う資格ないなって思ったんだけどさ。今、再婚してもうすぐ3歳になる子供がいるんだけど……同じ気持ちなのよ。18歳を超えた長男への気持ちがまったく変わらないことにいろいろ気付いた。それは新曲の歌詞を書きながら思ったんだよな。これを説明しないと、なんで演奏する気になったのかわからないと思うから。俺がバカなことをしたから『幻滅した』と言われたらそれまでなのもわかっている。ミュージシャンというのは曲と密接だし、演技してるわけじゃないから、『人と作品は別』とはやっぱり言えないかもしれない。これも俺の人生かなって思う」とプライベート事情にも触れ、2007年発表のアルバム「Third Time's A Charm」の収録曲「Father's Arms」を弾き語った。

横山は続けて「Longing(A Quiet Time)」を弾き語り、楽曲の後半から南、Jun Gray、EKKUNも演奏に加わる。エレキギターに持ち替えた横山はアンコールの最後に「The Cost of My Freedom」を歌い、最後にマイクを客席に向けてライブを締めくくった。

セットリスト

Ken Yokoyama「My One Wish Tour」2023年11月9日 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

01. Ten Years From Now
02. Walk
03. 4Wheels 9Lives
04. Cry Baby
05. My One Wish
06. The Story Of The Fallin' Sleet
07. Maybe Maybe
08. Forever Yours
09. Sucky Yucky(with サージ)
10. Soul Survivors
11. I Won't Turn Off My Radio
12. A Beautiful Song
13. Still I Got To Fight
14. Better Left Unsaid
15. Let The Beat Carry On
16. Still Burning
17. These Magic Words
18. Punk Rock Dream
19. Believer
20. While I'm Still Around
<アンコール>
21. Father's Arms
22. Longing(A Quiet Time)
23. The Cost Of My Freedom

ツアー情報

Ken Yokoyama「These Magic Words Tour」

2023年12月9日(土)滋賀県 滋賀U★STONE
2023年12月10日(日)岐阜県 CLUB ROOTS
2023年12月12日(火)静岡県 LiveHouse 浜松 窓枠
2023年12月13日(水)静岡県 SOUND SHOWER ark
2023年12月22日(金)神奈川県 Yokohama Bay Hall

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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横山健 @KenYokoyama

もんげー!! https://t.co/SmCKo6rdpE

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