中川大志が自殺志願者を見分ける自称小説家に、飯塚健の「FUNNY BUNNY」映画化

2

422

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 99 260
  • 63 シェア

飯塚健が監督・脚本、中川大志が主演を担当する「FUNNY BUNNY」が2021年春に公開される。

「FUNNY BUNNY」ティザービジュアル

大きなサイズで見る(全4件)

本作は、2012年に上演された飯塚のオリジナル戯曲「FUNNY BUNNY -鳥獣と寂寞の空-」と、同じく飯塚による小説「FUNNY BUNNY」を原作とする映画。自殺志願者を見分ける能力を持つ自称小説家であり、「世界を救うのはいつだって、想像力だ」と豪語する剣持聡を中川が演じる。

中川は「剣持という男の言葉には魔法のような力があって、その背中には何故かついていきたくなる。そんな説得力をどう持たせるか、それが今回の課題であり、チャレンジでした」と回想。「人の痛みが分かるからこそ、寄り添えて、現実を知っているからこそ、寄り添うだけではない残酷さも持ち合わせている剣持は、まさしくダークヒーローなんだと、僕は思います」と述べている。

また飯塚は「混沌とした今に、この映画をつくらせて頂けたこと、改めて感謝いたします。是非劇場でご覧下さい。きっと剣持聡の哲学に毒され、仲間になりたくなるでしょう」とコメントした。

このたびティザービジュアルも到着。YouTubeでは特報映像が公開されている。

中川大志 コメント

中川大志

「FUNNY BUNNY」の小説を監督から頂いたのは、まだ飯塚さんと出逢って間もない頃でした。そこから数年間「いつか映像化したいんだよね」というお話をしていて、今回、映画化が具体になってからは、あっという間に進んだ感じです。初めてウサギを被って図書館に立った時、あぁ本当に実現したんだと実感し、剣持と1つになれた感覚がありました。
剣持という男の言葉には魔法のような力があって、その背中には何故かついていきたくなる。そんな説得力をどう持たせるか、それが今回の課題であり、チャレンジでした。人の痛みが分かるからこそ、寄り添えて、現実を知っているからこそ、寄り添うだけではない残酷さも持ち合わせている剣持は、まさしくダークヒーローなんだと、僕は思います。
映画を観てくれたお客様が劇場を後にする時、ウサギが一羽二羽と増殖していったら良いな、なんてワクワクしてます。一緒に、FUNNY BUNNYしましょう。

飯塚健 コメント

飯塚健

私にとって、「FUNNY BUNNY」は特別な作品だ。作り手としてやっていけるかどうか、悩んでいた時期に書き殴った。そういう意味で、登場人物はすべて飯塚だ。
その中心に置いた、「想像しろよ」が口癖の厄介な男、剣持聡を託すならと考えた時、浮かんだ顔は一つでした。
中川君と共にした現場は今作で五度目。(カメオを入れると六度目か)難役をまとう姿は本当にキツそうでしたが、精悍で複雑な表情を絶えず見せてくれました。
混沌とした今に、この映画をつくらせて頂けたこと、改めて感謝いたします。是非劇場でご覧下さい。きっと剣持聡の哲学に毒され、仲間になりたくなるでしょう。

この記事の画像・動画(全4件)

(c)2021「FUNNY BUNNY」製作委員会

読者の反応

  • 2

すぬ⭐️ @snoostar

中川大志が自殺志願者を見分ける自称小説家に、飯塚健の「FUNNY BUNNY」映画化(コメントあり)
#中川大志 #飯塚健 #FUNNYBUNNY
https://t.co/qxqBqjlR02

コメントを読む(2件)

おすすめの特集・インタビュー

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 FUNNY BUNNY / 中川大志 / 飯塚健 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。