バニーなことをしました、中川大志が「FUNNY BUNNY」着ぐるみでの撮影回想

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FUNNY BUNNY」の完成披露上映会が本日3月30日に東京・ニッショーホールで行われた。

左から飯塚健、中川大志、関めぐみ。

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2012年に上演された飯塚健のオリジナル戯曲「FUNNY BUNNY -鳥獣と寂寞の空-」と、同じく飯塚による小説「FUNNY BUNNY」を原作とする本作。うさぎの着ぐるみによる図書館襲撃とラジオ局電波ジャック、2つの事件に隠された謎と悲しい真実が描かれる。

中川大志

本日のイベントには主人公である自称小説家・剣持聡役の中川大志、図書館司書・服部茜役の関めぐみ、監督の飯塚が参加した。原作小説のファンであり、映像化を願っていたという中川は「初日に『今FUNNY BUNNYやってるわ!』と思いました」と思い入れたっぷりに撮影を回想。飯塚は、映像化の企画が立ち上がったのが2020年11月でその2カ月後にはクランクインしたことを明かし、「映画は最低でも半年は準備するので、なかなかの異常事態」と笑いながら語った。

関めぐみ

左から中川大志、関めぐみ。

関は「小説を読んで、絶対に茜役をやりたいと思っていたのでうれしかったです」と出演した喜びを述べる。続けて「大志くんは明るくてみんなのことを見ていて、ワッと気合いを入れてくれるところが頼りになりました」と話すと、飯塚は「大志って円陣好きだよね。すぐ円陣を組むんですよ」とコメント。それを笑って聞いていた中川は「ぬるっと始まるのが好きじゃないんですよね。夜中の撮影が続いていたので、気も滅入っちゃって」と円陣の意図を伝えた。また、うさぎの着ぐるみを被っての撮影が大変だったそうで、中川は「視界が狭くて、重くて、呼吸もしづらいんです。その状態で飛んだり跳ねたり、バニーなことをしました」と振り返る。

中川大志

劇中で剣持がある物を求めて図書館を襲撃することにちなみ、「なんとしてでも欲しい物」を問われた中川。身長が179cmであることから「あと1cm欲しくて」と言うと、飯塚は「ふざけんなよ」とその貪欲さにツッコミを入れる。「180cmって書いちゃえばいいじゃん」という飯塚の提案に、中川は「それは書けない性格なんですよ」と返していた。

そして中川は「こうして皆さんと直接お会いできて、完成を報告できてうれしいです」と客席を見渡しながら思いを伝える。「僕自身がここ1、2年で考えていたことを剣持の言葉に乗っけています。今届いてほしいメッセージがいっぱい詰まった映画になりました」と真摯に語った。

「FUNNY BUNNY」は4月29日に公開。同日よりauスマートパスプレミアムで配信も行われる。なお現在、24時間限定の先行配信を実施中。3月31日の18時15分までauスマートパスプレミアムとTELASAで観ることができる。

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(c)2021「FUNNY BUNNY」製作委員会

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椿原 敦一郎 @teamokuyama

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