柿澤勇人&ウエンツ瑛士が双子に、「ブラッド・ブラザーズ」演出は吉田鋼太郎

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ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」が、来年3月21日から4月3日まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演される。

ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」出演者

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「ブラッド・ブラザーズ」は、1983年にイギリス・ロンドンのウエストエンドで初演されたミュージカル。ローレンス・オリヴィエ賞を受賞した本作では、二卵性双生児として生まれたミッキーとエドワードの数奇な運命が描かれる。

ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」チラシ

今回演出を手がけるのは、1991年の日本初演版プロダクションに参加していた吉田鋼太郎。実の母親のもとで貧しくもたくましく暮らすミッキー役を柿澤勇人、裕福なライオンズ夫妻に引き取られたエドワード役をウエンツ瑛士が演じる。ミッキーとエドワードの幼なじみ・リンダ役を木南晴夏が務め、ライオンズ夫妻役を鈴木壮麻一路真輝が担当。双子の兄・サミー役を内田朝陽、双子の実母・ジョンストン夫人役を堀内敬子が演じるほか、ナレーターを伊礼彼方が務める。

吉田は過去の上演を振り返りつつ、「あれから30余年。この芝居のひとつのテーマでもある、格差社会が生み出す理不尽な悲劇が更に深刻な様相を帯びているこの時代、30年前に生まれたこのブラッドブラザーズという芝居が、また再び新たな血を通わせ始め、どのような新しい姿を私達に見せてくれるのか。素晴らしい出演者の方々、そして観客の皆様と一緒に見届けたいと思っております」とコメントした。

チケットの一般販売は12月22日11:00にスタート。

吉田鋼太郎コメント

吉田鋼太郎

今回、演出を仰せつかりましたが、そもそも私はこの芝居の出演者でありました。

30年ほど前、グレン・ウォルフォードさん演出の日本初演の舞台でサミー役を演じ、再演、再々演にも出演しました。

グレンさんは、この芝居は、原作者ウィリー・ラッセルがその才能の全てを注ぎ込んだミュージカル界の宝物のような作品であり、その感動を是非日本の人々と分かち合いたい、その為には勿論自分のオリジナル演出も尊重してもらいたいが、日本人であるあなた方の独自の意見、発想もどんどん提案して欲しいと仰っていたのを昨日の事のように覚えています。

そうして、グレンを中心に出演者、スタッフ一丸となって創り上げた舞台は、ミッキー役の柴田恭兵さんの名演もあって、本国での上演に勝るとも劣らない素晴らしいものになりました。

あれから30余年。この芝居のひとつのテーマでもある、格差社会が生み出す理不尽な悲劇が更に深刻な様相を帯びているこの時代、30年前に生まれたこのブラッドブラザーズという芝居が、また再び新たな血を通わせ始め、どのような新しい姿を私達に見せてくれるのか。

素晴らしい出演者の方々、そして観客の皆様と一緒に見届けたいと思っております。

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ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」

2022年3月21日(月・祝)~4月3日(日)
東京都 東京国際フォーラム ホールC

脚本・作詞・作曲:ウィリー・ラッセル
演出:吉田鋼太郎
翻訳・訳詞:伊藤美代子
音楽監督:前嶋康明

キャスト

ミッキー:柿澤勇人

エドワード:ウエンツ瑛士

リンダ:木南晴夏

ライオンズ氏:鈴木壮麻
サミー:内田朝陽

ナレーター:伊礼彼方

ライオンズ夫人:一路真輝

ジョンストン夫人:堀内敬子

家塚敦子奥山寛、河合篤子、俵和也、安福毅

読者の反応

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宝塚OGサイト @takarazuka_og_s

#一路真輝 さん出演作品です!

柿澤勇人&ウエンツ瑛士が双子に、「ブラッド・ブラザーズ」演出は吉田鋼太郎(コメントあり) https://t.co/2CgF1JzKVD

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