柿澤勇人・ウエンツ瑛士ら出演「ブラッド・ブラザーズ」開幕、吉田鋼太郎が出来栄えに自信

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ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」が、本日3月21日に東京・東京国際フォーラム ホールCで開幕した。

ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」より。(撮影:岩田えり)

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ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」より。(撮影:岩田えり)

1983年にイギリスで初演された「ブラッド・ブラザーズ」は、二卵性双生児として生まれたミッキーとエドワードの数奇な運命を描いたミュージカル。今回は、1991年の日本初演版プロダクションに参加していた吉田鋼太郎が演出を手がける。ミッキー役を柿澤勇人、エドワード役をウエンツ瑛士が演じ、2人の幼なじみ・リンダ役には木南晴夏がキャスティングされた。そのほか、鈴木壮麻内田朝陽伊礼彼方一路真輝堀内敬子らが出演者に名を連ねている。

ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」より。(撮影:岩田えり)

開幕に際し、吉田は「稽古から非常に順調で素晴らしい俳優さんたちのお芝居、それから音楽。スタッフワーク含め本当に全てうまく噛み合って、いいお芝居ができる予感でいっぱいです。これまでの上演の中でもおそらく一番面白いものだと思います。まぁそれはお客様の見方でしかございませんが、我々としては一番面白いものが出来上がっているのではないかという自信があります」と手応えを明かした。

上演時間は休憩ありの約2時間55分。東京公演は4月3日まで行われ、その後、愛知・福岡・大阪で上演される。

吉田鋼太郎コメント

稽古から非常に順調で素晴らしい俳優さんたちのお芝居、それから音楽。スタッフワーク含め本当に全てうまく噛み合って、いいお芝居ができる予感でいっぱいです。これまでの上演の中でもおそらく一番面白いものだと思います。まぁそれはお客様の見方でしかございませんが、我々としては一番面白いものが出来上がっているのではないかという自信があります。こういう世の中ではありますが、「ブラッド・ブラザーズ」を見に来ていただいて、明日から頑張ろう! コロナを乗り切っていこう! 新しい生活を一歩踏み出していこう!と言う元気と勇気を是非皆様に持って帰っていただければと思います。必見です!

柿澤勇人コメント

本番を迎えるまでに10回もの通し稽古を行いました。舞台を始めて15年ほど経ちますが、このようなことは初めてです。いつも以上に本番が待ちきれません。吉田鋼太郎さんの初めてのミュージカル演出で、双子の相棒、ウエンツ瑛士さんと共に暴れます。劇場でお待ちしております。

ウエンツ瑛士コメント

また1つ、大好きな作品が出来ました。この作品に出会えた事を心から感謝しています。真摯に、誠実に、そして丁寧にキャスト一同向き合ってきました。あとは勇気を持って皆様のもとにお届けするだけです。このキャスト、スタッフならばそれが出来ます。吉田鋼太郎さんのもと集まった素晴らしいチームで時代、国境を越えた舞台の素晴らしさをお届けしたいと思います。

木南晴夏コメント

この脚本を初めて読んだ時、なんていいお話なんだと思いました。それと同時に、なんて胸に突き刺さる物語なんだと。その物語の一員となり、みなさまにお届けできることを、とても嬉しく思います。

このような状況下の中、舞台に立てる喜び、そして見に来てくださる方への感謝の気持ちでいっぱいです。どうかこのまま最後まで完走できますように。

鈴木壮麻コメント

演出家、吉田鋼太郎さんのもと、役者たちは皆とても高い熱量を求められた。限界点に達したからこその、そこから余分なものを削ぎ落して行く作業。芝居は全てが一期一会。稽古場で行われた10回の通し稽古はひとつとして同じものはなかった。言葉、感情、意識、肉体が激しくぶつかり合い、時に共鳴に合い、やがて一つの大きなうねりとなる。さぁ、これからスタッフ・キャスト・ミュージシャン一家総出で心を込めてこの作品をお客様にお届けしよう!

内田朝陽コメント

こんなミュージカルがあるのを僕は知らなかった。完全に可笑しい。毎日が楽しい。稽古を終えて初日を目前に控えても、未だに「ブラッド・ブラザーズ」という作品を誤解していたなと感じる毎日です。イギリスのミュージカル作品と聞くとなんだか畏まった嗜好品を想像していたが全く違いました。この作品はまるでパーティーみたいだ。色々起きて炸裂してそして終焉していく。これからの連日パーティーでどんな事が起こるのか楽しみでならない。でも、少し怖い。

伊礼彼方コメント

最初に結末を伝えてしまうシーンから始まりますが、観劇者はきっと、いつの間にか結末を忘れて目の前で起きている物語に引き込まれていくと信じてます。そして最後には誰もが望まない結末に心が引き裂かれる。世情が揺れている中、感じることは多いと思います。当たり前に「明日」が来ると思わず、今一緒に過ごせる時間に感謝します。

一路真輝コメント

今まで観客として、幾度となく観てきたミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」。素敵な作品である事に間違いないのですが、演じてみて改めて、奥深い完成された戯曲であると痛感しました。そんな作品を熟知されている演出の吉田鋼太郎さんの導きの中、カンパニー一同迷いなく前に進んで稽古を重ね、初日を迎えます。最高の「ブラッド・ブラザーズ」になると信じて精一杯務めさせて頂きます。

堀内敬子コメント

いよいよ初日をむかえ、幕が上がる事に、とてもワクワクドキドキしております。みんなで、お稽古を沢山重ねて来ました。マスクで表情が読み取りにくい中、必死に目を見つめ、お稽古しました。当たり前が、そうでなくなった世界。心の叫びを感じていただけたらと思います。劇場でお会いして、同じ時間、空間を共有しましょう。お待ちしております。

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ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」

2022年3月21日(月・祝)~4月3日(日)
東京都 東京国際フォーラム ホールC

2022年4月9日(土)・10日(日)
愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

2022年4月15日(金)~17日(日)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール

2022年4月21日(木)~24日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

脚本・作詞・作曲:ウィリー・ラッセル
演出:吉田鋼太郎
翻訳・訳詞:伊藤美代子
音楽監督:前嶋康明

キャスト

ミッキー:柿澤勇人

エドワード:ウエンツ瑛士

リンダ:木南晴夏

ミスター・ライオンズ:鈴木壮麻
サミー:内田朝陽

ナレーター:伊礼彼方

ミセス・ライオンズ:一路真輝

ミセス・ジョンストン:堀内敬子

家塚敦子、岡田誠、河合篤子、俵和也、安福毅

スウィング:黒田陸、町屋美咲

読者の反応

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ひの あらた @approachtheater

拝見しました

13人で紡ぐ

濃密で

美しくも哀しい物語り

ウィリー・ラッセルさんの「リタの教育(邦題)」が大好きな事もあり、観劇

ヘビー級(敬意を込めて)な俳優さんたちが全魂で遊ん(play=演技)でる

生オケの迫力

ソロの凄み(美しい鋭さ)

この人数でこのコーラスの厚み!?

心地良い時間 https://t.co/Yh8OD7thN8

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