演劇抱える問題にも寄り添う、芝居処華ヨタ「カッコーの巣の上を」開幕

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芝居処 華ヨタ「カッコーの巣の上を」が、昨日3月19日に大阪・アカルスタジオにて開幕した。

芝居処 華ヨタ 第1回公演「カッコーの巣の上を」より。(撮影:辻野花)

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芝居処 華ヨタ 第1回公演「カッコーの巣の上を」より。(撮影:辻野花)

芝居処 華ヨタ 第1回公演「カッコーの巣の上を」より。(撮影:辻野花)

本作は、境千尋が主宰を務める芝居処 華ヨタの旗揚げ公演。「カッコーの巣の上で」のタイトルで映画化もされた、ケン・キージー原作の物語を内田達也の演出で立ち上げる。

内田は開幕に際し、「異常に人間臭い話が良いなと思って選んだのが『カッコーの巣の上を』でした。結果的に、今、演劇が抱えている問題に寄り添える作品を選んだんじゃないかなと思っています」と語っている。

主人公のランドル・マクマーフィは、刑務所の強制労働から逃れるため、精神異常を装い、精神病院に入れられてしまう。そこには絶対的権力で患者を統制する婦長がいて……。出演者には劇団員のあおさぎりょう、矢野渡来偉、せいじゅのほか、多数のキャストが名を連ねた。公演は3月21日まで。

内田達也コメント

人生二度目の旗揚げにあたり異常に人間臭い話が良いなと思って選んだのが「カッコーの巣の上を」でした。
結果的に、今、演劇が抱えている問題に寄り添える作品を選んだんじゃないかなと思っています。
色々と難しい状況ですが、必死にもがいてますので巻き込まれに来てもらえると嬉しいです。

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芝居処 華ヨタ 第1回公演「カッコーの巣の上を」

2020年3月19日(木)~21日(土)
大阪府 アカルスタジオ

原作:ケン・キージー
脚本:デール・ワッサーマン
翻訳:小田島雄志、小田島若子
演出:内田達也
出演:あおさぎりょう、矢野渡来偉、せいじゅ、神田拓人、北中僚介、北野秀気、クスノキケンゴ、古原藍夏、近藤輝一、齋藤かなこ、柴野航輝、立塚卓海(声の出演)、長山知史、秦穂香、花森美紀、政野郁矢、松尾諒、松本薫、山下新生、吉田将

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