息子を失った司法長官の復讐劇、劇団現代古典主義「スペインの悲劇」開幕

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劇団現代古典主義「スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~」が、昨日6月24日に東京・劇団現代古典主義アトリエで開幕した。

劇団現代古典主義 アトリエ舞台公演 The 4th floor series vol.3「スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~」より。

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劇団現代古典主義 アトリエ舞台公演 The 4th floor series vol.3「スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~」ゲより。

劇団現代古典主義は劇団蜂風鈴として2007年に大阪で活動を開始し、13年に現名義に改称。15年から東京を中心に活動しており、“スタンダードでありながら進化し続けることへの挑戦”をモットーに掲げてヨーロッパ古典ふうの作品を上演している。

劇団現代古典主義 アトリエ舞台公演 The 4th floor series vol.3「スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~」より。

限定17席の劇団アトリエを会場として公演を行う今回は、16世紀にイギリスでトマス・キッドが発表した「スペインの悲劇」に独自解釈を加え、ステージを複数に分割して物語を同時に進行させる“同時進響劇”として立ち上げる。16世紀末のスペインを舞台に息子を殺害された司法長官ヒエロニモが、法と理性の間で苦しみながらも復讐を果たす物語が展開する。

脚本・演出は主宰の夏目桐利が担当し、キャストには劇団メンバーの大西輝卓、樽谷佳典らが名を連ねた。なお6月26日、7月1日、5日の終演後にはアフタートークを実施。上演時間は休憩なしの約70分で、公演は7月10日までとなっている。

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劇団現代古典主義 アトリエ舞台公演 The 4th floor series vol.3「スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~」

2018年6月24日(日)~7月10日(火)
東京都 劇団現代古典主義アトリエ

原作:トマス・キッド「スペインの悲劇」
脚本・演出:夏目桐利
出演:大西輝卓、樽谷佳典、田畑恵未、土肥亜由美、倉持杏純、成田英恵、佐藤瑠奈、田口ユリ子、大宮聖也、諏訪貴大、藤井絵里、柏木公宰

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