津軽塗は人生のよう、堀田真由と小林薫が職人親子演じた「バカ塗りの娘」を振り返る

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堀田真由の主演作「バカ塗りの娘」より、新たな場面写真が到着した。

「バカ塗りの娘」新場面写真

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高森美由紀の小説「ジャパン・ディグニティ」を鶴岡慧子が映画化した本作。青森の伝統工芸である津軽塗、通称“バカ塗り”を通して、津軽塗職人を目指す娘・美也子と寡黙な父・清史郎が、漆や家族と真摯に向き合う姿が描かれる。美也子を堀田、清史郎を小林薫が演じたほか、坂東龍汰、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)も出演した。

「バカ塗りの娘」新場面写真

解禁された場面写真は、父娘の日常を切り取ったワンシーンと、津軽塗に真剣に向き合う2人を捉えたもの。居間での食事シーンは、内気な美也子がためらいながらも「私、おっとうの仕事、手伝いたい」と自分の気持ちを初めて父に明かす大事な場面だ。一方、工房のシーンでは、美也子と清史郎が漆を塗る前の木地に真剣なまなざしを向けている。

津軽塗職人を演じた堀田は「こんなにもひとつものができあがるまでに時間がかかるということを知り、長い時間をかけて、何度も色を塗り重ねたり、そぎ落としたり、自分の人生のようにも例えられるなと思いました」と述懐。小林との共演については「間近で薫さんの演技を見て勉強させて頂きながら、3週間という長い期間ご一緒して、家族の絆を築けたのではないかと思います」と話す。小林は自身の役について「演技をしようという感情はあまりわかなかったです。津軽にこういうお父さんいるよね、と見えたらいいなという想いで取り組みました。この歳でそういうことを経験できたことが、僕にとってとても新鮮でした」と振り返った。

「バカ塗りの娘」は8月25日に青森県で先行公開。9月1日に全国で公開される。

※高森美由紀の高は、はしごだかが正式表記

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(c)2023「バカ塗りの娘」製作委員会

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