主演・役所広司「銀河鉄道の父」宮沢家の家族に坂井真紀、田中泯、豊田裕大

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役所広司菅田将暉森七菜の共演作「銀河鉄道の父」に坂井真紀田中泯豊田裕大が出演している。

「銀河鉄道の父」ティザービジュアル

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「いのちの停車場」の成島出が門井慶喜の同名小説を映画化した本作は、宮沢賢治の父・宮沢政次郎が主人公の物語。2023年に没後90年を迎える賢治の生涯が、父親の視線を通して描かれる。父の代から富裕の質屋を営む政次郎を役所が演じ、我が道を行く長男・賢治に菅田、賢くしっかり者の妹・トシに森が扮した。

坂井は政次郎の優しくおおらかな妻・イチ、田中は政次郎の厳格な父・喜助、豊田は自由奔放な賢治に憧れる弟・清六役で出演。3人からコメントが届き、坂井は「イチの心を通して見つめた宮沢家は、暖かくて色鮮やかで愛おしくて、『なるほどな』と頷きながら、宮沢賢治の数々の作品を思い出しました」とつづっている。あわせて本作のティザービジュアルも解禁された。

「銀河鉄道の父」は2023年のゴールデンウイークに全国ロードショー。

坂井真紀 コメント

イチは、「人というものは、人のために何かしてあげるために生まれてきたのです」と、子供たちに言葉をかけていたそうです。母というものはどの時代でも、子供を思う気持ち、家族を思う気持ちは、変わらないものです。イチの心を通して見つめた宮沢家は、暖かくて色鮮やかで愛おしくて、「なるほどな」と頷きながら、宮沢賢治の数々の作品を思い出しました。そして、成島組、役所広司さんとの時間は、私の一生の宝物になりました。

田中泯 コメント

銀河の星々はすべて主役だと思うが、賢治の祖父であり政次郎の父でもあった男、喜助の死に到る迄の振る舞いに心込めて没入したのでした。はかり知れない人の一生を映画の画面では数度の登場で皆様に感じ取って頂く、何とも不遜で無謀な存在でしょう。撮影されていない祖父喜助のカラダの余白に思い巡らすことが僕の楽しみではありました。楽しかったぁ~。ありがとうありがとう!

豊田裕大 コメント

宮沢賢治の弟・清六を演じました。
自分の意志を貫き自由に生きる兄に魅了され翻弄されながらも、愛し支えていく宮沢家の一員になれれば、とそんな想いで現場にいました。
また実際に作品に参加してみて、今も昔も家族の本質的な姿は変わらないと実感しました。
それと同時に愛おしく温かい奇跡の連続で、自分は生きているのだと改めて再確認できました。
多くの方にこの映画が届くことを祈っています。

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(c)2022「銀河鉄道の父」製作委員会

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