吉田修一「太陽は動かない」の過酷なアクションに「自分が書いたばっかりに…」

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映画「太陽は動かない」より、原作者・吉田修一のコメントが公開された。

映画「太陽は動かない」ポスタービジュアル

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本作は心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織・AN通信エージェントたちの活躍を描いたノンストップサスペンス。藤原竜也がトップエージェントの鷹野一彦、竹内涼真がその相棒で後輩の田岡亮一を演じた。2人は24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、ある極秘情報を巡って命懸けの頭脳戦と肉弾戦を繰り広げる。

映画「太陽は動かない」

映画を鑑賞した吉田は「とにかく贅沢で豪華なスケールの大きな映画だと思いました。若い頃に心を躍らせて、ハリウッドの超大作映画を観に行っていたときの気分が蘇りました」と称賛。本作では日本国内での撮影に加え、ブルガリアにて約1カ月に及ぶ海外ロケも敢行された。市街地の道路を完全封鎖したカーアクションや、列車を丸ごと貸し切り首都ソフィアを実際に終日走行させた場面など、日本では実現が難しい大規模な撮影を行っている。

映画「太陽は動かない」

映画「太陽は動かない」

吉田は現場に足を運び撮影を見学したときのことを「とにかく苛酷なアクションシーンの連続でしたので、自分が書いたばっかりに……と少し申し訳ない気持ちになりました」と笑って述懐。数々のアクションシーンに俳優陣がノースタントで挑んでおり、その過酷さは藤原も今までにない苦労の連続だった語るほど。吉田は「執筆中には、まさかこんな激しいアクションをスタントなしで演じてくれる俳優さんがいるとも、ここまで壮大な世界観を再現していただけるとも思っていませんでした。鷹野と田岡のバディもカッコいい。まるでダンスを見ているようなアクションシーンなど、見ていて惚れ惚れしました。とにかくスタッフ、キャストの皆さんに心から敬意を表したいです」と語っている。

映画「太陽は動かない」は3月5日より全国ロードショー。

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(c)吉田修一/幻冬舎 (c)2020「太陽は動かない」製作委員会

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吉田修一「太陽は動かない」の過酷なアクションに「自分が書いたばっかりに…」

映画「太陽は動かない」より、原作者・吉田修一のコメントが公開された。 https://t.co/MgNytyHuXZ

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