清水宏と小津安二郎の監督作を上映、「有りがたうさん」「秋刀魚の味」など18本

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特集上映「生誕115年記念 清水宏小津安二郎 ふたりの天才が残した奇跡の映画」が、明日12月1日から28日にかけて東京・神保町シアターで行われる。

「秋刀魚の味」 (c)1962松竹

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「生誕115年記念 清水宏と小津安二郎 ふたりの天才が残した奇跡の映画」チラシビジュアル

これは、2018年が生誕115周年にあたる清水宏小津安二郎の監督作をあわせて18本上映するもの。ともに松竹蒲田撮影所からキャリアをスタートさせ、親友同士でもあった2人のサイレント期からトーキー初期、戦後にわたるそれぞれの時代から選出された作品がスクリーンにかけられる。

「港の日本娘」 (c)1933松竹

ラインナップに並ぶのは、“ありがとうさん”の愛称で親しまれるバス運転手と乗客たちとの交流をつづる「有りがたうさん」、実際の戦災孤児たちが自身を演じた「蜂の巣の子供たち」の続編で、伊豆山麓での彼らの共同生活をセミドキュメンタリー風に描く「その後の蜂の巣の子供たち」といった清水の監督作、笠智衆が小津映画で初主演した「父ありき」、小津の遺作「秋刀魚の味」などがラインナップされた。サイレント作品「港の日本娘」「大人の見る絵本 生れてはみたけれど」は、ピアノ生伴奏付き上映で特別料金となる。

生誕115年記念 清水宏と小津安二郎 ふたりの天才が残した奇跡の映画

2018年12月1日(土)~28日(金)東京都 神保町シアター
料金:一般 1300円 / シニア 1100円 / 学生 900円
※サイレント作品「港の日本娘」「大人の見る絵本 生れてはみたけれど」はピアノ生伴奏付きで1600円均一
<上映作品>
信子
按摩と女
小原庄助さん
「父ありき」
風の中の子供
次郎物語(1955年)
東京の宿
お早よう

もぐら横丁
長屋紳士録
小早川家の秋
「港の日本娘」
「有りがたうさん」
「その後の蜂の巣の子供たち」
母のおもかげ
「大人の見る絵本 生れてはみたけれど」
「秋刀魚の味」

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maq2006 @maq2006

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