「ホラーの天使」葵わかな、沖縄国際映画祭でフェイクドキュメンタリーの苦労を回想

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第8回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」が開催中の4月22日、「ホラーの天使」が沖縄・桜坂劇場にて上映され、舞台挨拶に葵わかなNMB48矢倉楓子ライセンス藤原一裕、監督の長江俊和が登壇した。

左から長江俊和、NMB48・矢倉楓子、葵わかな、ライセンス・藤原一裕。

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「ホラーの天使」撮影風景

元・乙女新党の葵が主演する本作は、現在はスタジオとして使用されている廃校を舞台にしたホラー。若手女優、アイドルユニット、コンビ芸人ら7人が怪奇現象に見舞われるさまを描く。過去に「放送禁止」シリーズなどを手がけてきた長江は「今まで自分がやった中で一番怖い映画を作ろうと思って企画した映画です。恐怖の部分、ホラーの部分を観ていただきたい。それとミステリー的な部分もあるので、前半にちりばめてあった伏線をあとでもう1回つなぎ合わせて観ると2度楽しめます」と見どころを語った。

葵わかな

フェイクドキュメンタリー形式の作品ということで、演者自身がカメラを回したシーンも。葵は撮影を振り返り、「1人でカメラを持って逃げるシーンが一番怖かったです。本当に真っ暗で……」と苦労を明かす。藤原もそれに言及し、「スタッフさんみんないなくなるんですよ。そのときは口が裂けても言えなかったんですけど、死ぬほど怖かったです!」と当時の心境を吐露。長江は「OKになると、演技じゃなくて『いやーあのカメラワークよかったですよー』ってカメラワークを褒めるという不思議な撮影現場でした」と説明して会場の笑いを誘った。

矢倉楓子

またホラー初挑戦の葵は、ほかに大変だったシーンとして長く叫ぶ場面を挙げ、「息継ぎのタイミングが読めなくなってきて、ハッ、ハッってなって。それが逆にリアルっぽくていいのかなと思ったんですけど。なかなか監督が止めてくれなかったんです」と回想する。矢倉は“厄除け”にシーサーを持って舞台挨拶に臨み、「クライマックスのシーンでは感情むき出しにしています。普段あまり感情をさらけ出すことがないので、ヒステリックな部分はこの映画でしか見られない私だなと思いました」とアピールした。

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