「マンガ肉と僕」三浦貴大が主人公顔負けのダメ男っぷりを見せる

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本日3月26日、第7回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」にて「マンガ肉と僕」が上映され、舞台挨拶に三浦貴大長原成樹が登壇した。

「マンガ肉と僕」舞台挨拶の様子。左から三浦貴大、長原成樹。

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「マンガ肉と僕」は、「女による女のためのR-18文学賞」の大賞作品を原作とした映画。ある普通の青年が、男に嫌われるために太ろうとする女、恋愛依存症の女、弁護士志望の女と出会い、振り回されながら徐々に変わっていく様子を描く。「欲動」「おだやかな日常」の杉野希妃が監督を務め、特殊メイクを施して太った女性としても出演している。

主演の三浦貴大。

この日登場した長原は、劇中ではわずか2シーンしか出演していないため「こんなにたくさん女性が出てくる映画なのに、今日なんで俺が呼ばれたの?」と不思議がる。その出演についても「撮影前日に『手伝ってくれない?』って電話がかかってきて、とりあえず行ってみたら三浦くんがいた」と笑いながら話した。また、映画監督でもある長原は、杉野監督について「役者のやりたいことをやらせてくれて、とてもやりやすい監督。あたたかい人柄も作品に出ていると思う。スタッフもみんな一生懸命で、杉野組はいいチーム」と評した。

「来年は僕も映画を撮る」と意気込む長原成樹。

主演の三浦は、女性に振り回される主人公について「優柔不断なダメ男で、女性が観たらイライラすると思う。でも、まさに僕そのままという感じで、役作りにも一切苦労しませんでした。どこにでもいるような男ということで、僕がキャスティングされたんだと思う」と、自虐的に語る。

司会が三浦に「いろいろなタイプの女性が出てきますが、3人のうちどの女性が好みですか?」と尋ねると、「監督が出演してるので、監督って答えないと怒られそうだな……。でも役柄的に、みんなけっこう面倒くさい……」と映画の主人公さながらに困り果て、苦笑いした。

最後に三浦は「観る人によって受け取り方が違って、いろいろな楽しみ方ができる作品だと思います」と見どころをアピール。そして長原が「来年は、この映画祭に監督として帰ってきます! 映画撮りますので!」と意気込みを見せ、この日の舞台挨拶は終了した。

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伊勢むく(雑誌の漫画家) @mukuise

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