“私たち”だった老女が“私”として立つまでの物語、トリコ・A「そして羽音、ひとつ」開幕

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トリコ・A「そして羽音、ひとつ」が、昨日11月10日に愛知・メニコンシアターAoiで開幕した。

トリコ・A演劇公演2023「そして羽音、ひとつ」より。(撮影:羽鳥直志)

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トリコ・A演劇公演2023「そして羽音、ひとつ」より。(撮影:羽鳥直志)

トリコ・A演劇公演2023「そして羽音、ひとつ」より。(撮影:羽鳥直志)

「そして羽音、ひとつ」は、昨年12月にリーディング公演「ふち」にてワークインプログレスとして上演された作品をブラッシュアップしたフルスケール版。魚灯の山岡徳貴子が作劇、トリコ・Aの山口茜が演出を手がける本作では、“マジョリティはどうすれば自分のマジョリティ特権に気が付けるか”をテーマに、周りの人間と関わる中で自分らしく生きることを選択した認知症の老女の物語が描かれる。出演者には、佐々木ヤス子、魚灯の武田暁、劇団壱劇屋の半田慈登、劇団飛び道具の藤原大介、山本麻貴が名を連ねた。

トリコ・A演劇公演2023「そして羽音、ひとつ」より。(撮影:羽鳥直志)

開幕に際し、山口は「2022年12月に始まった『そして羽音、ひとつ』いよいよ初日を迎えます。人生の最終章、ずっと『私たち』だった老女が『私』として立つまでの物語です。ご刮目ください」とコメントした。

愛知公演は明日11月12日まで。その後、18・19日に大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01で上演される。

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トリコ・A演劇公演2023「そして羽音、ひとつ」

2023年11月10日(金)~12日(日)
愛知県 メニコンシアターAoi

2023年11月18日(土)・19日(日)
大阪府 扇町ミュージアムキューブ CUBE01

作:山岡徳貴子
演出:山口茜
出演:佐々木ヤス子武田暁、半田慈登、藤原大介、山本麻貴

読者の反応

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サファリ・P 『悪童日記』 4月12日〜16日 @stampllc

「2022年12月に始まった『そして羽音、ひとつ』いよいよ初日を迎えます。人生の最終章、ずっと『私たち』だった老女が『私』として立つまでの物語です。ご刮目ください」

▼公演詳細
https://t.co/CBgeoS6aUe https://t.co/ydilW77w0L

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