江戸川乱歩生誕130年、「人間豹」原作とした歌舞伎「江戸宵闇妖鉤爪」博多座で上演

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「二月花形歌舞伎」が、来年2月3日から18日まで福岡・博多座で上演される。

「二月花形歌舞伎」チラシ表

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本公演では、江戸川乱歩の小説「人間豹」を原作にした2008年初演の新作歌舞伎「江戸宵闇妖鉤爪」と、鵜飼を題材にした舞踊劇「鵜の殿様」が披露される。「江戸宵闇妖鉤爪」は、松本幸四郎(当時は市川染五郎)が発案から10年ほどの歳月をかけて歌舞伎化し、父・松本白鸚(当時は松本幸四郎)が九代琴松の名で演出を手がけた作品。混沌とした幕末の江戸を舞台に、“人間豹”と呼ばれる半人半獣の殺人鬼・恩田乱学と、名探偵・明智小五郎の対決が描かれる。乱歩生誕130年にあたる2024年の上演版では、初演時に恩田役を演じた幸四郎が明智役を勤め、恩田 / 神谷芳之助役を市川染五郎が勤める。

「鵜の殿様」は、西川右近の振付により「名古屋をどり」で初演された狂言仕立ての松羽目舞踊。本作では、太郎冠者を幸四郎、大名を染五郎が勤める。

チケット販売は12月9日10:00に開始予定。

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「二月花形歌舞伎」

2024年2月3日(土)~18日(日)
福岡県 博多座

「『江戸宵闇妖鉤爪』明智小五郎と人間豹 市川染五郎大凧にて宙乗り相勤め申し候」

脚色:岩豪友樹子
演出:九代琴松、齋藤雅文

出演

明智小五郎:松本幸四郎
恩田乱学 / 神谷芳之助:市川染五郎

「鵜の殿様」

原案:山川静夫
作・振付:西川右近

出演

太郎冠者:松本幸四郎
大名:市川染五郎

読者の反応

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ろくろう @mcz_orz

博多座ーっ!

こんなん観たいやん https://t.co/jwad9tjRHQ

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