マリーと想像の旅に、熊谷拓明の“おしゃべりなダンス劇”「マリーの夢」幕開け

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ダンス劇「マリーの夢」が、明日8月19日に神奈川・神奈川県民ホール 大ホールで上演される。

神奈川県民ホール“オープンシアター2023” ダンス劇「マリーの夢」より。(撮影:飯野高拓)

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神奈川県民ホール“オープンシアター2023” ダンス劇「マリーの夢」より。(撮影:飯野高拓)

神奈川県民ホール“オープンシアター2023” ダンス劇「マリーの夢」より。(撮影:飯野高拓)

本作は、神奈川県民ホールが“すべての子どもたち大人たちに向けて、音楽や舞台、アートなどを1日楽しめるイベント”を目指して毎年開催している「オープンシアター」の1プログラム。「マリーの夢」は、E.T.A.ホフマンの「クルミわりとネズミの王さま」を原作とした“おどる・しゃべる・うたう”ダンス劇だ。熊谷拓明が作・演出・振付、中村蓉が演出補を務め、燐光群の鴨川てんし、Blue PrintのATSUSHI、中村、東出宜子歌川翔太稲葉由佳利風間自然福島玖宇也、TABATHAの岡本優、熊谷、八幡顕光が出演する。

神奈川県民ホール“オープンシアター2023” ダンス劇「マリーの夢」より。(撮影:飯野高拓)

神奈川県民ホール“オープンシアター2023” ダンス劇「マリーの夢」より。(撮影:飯野高拓)

公演プロデューサーである、神奈川県民ホールの師岡斐子は「人生は誰にとっても平等に理不尽です。だからこそ、ドキドキしたり、ワクワクしたり、夢を信じたい。さあ、マリーに想像の旅に連れていってもらいましょう。あの日のホフマンのように。熊谷拓明さんの“おしゃべりなダンス劇”、素晴らしいアーティストとともに、みなさんにお届けいたします」とコメントした。上演時間は約1時間10分。

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神奈川県民ホール 師岡斐子(公演プロデューサー)コメント

原作者ホフマンは、自分の娘を亡くしたこともあり友人の末娘のマリーをとても可愛がっていたそう。マリーの7歳のクリスマスプレゼントにホフマンが創作したのが「くるみわりとネズミの王さま」でした。しかし、マリーも若くしてこの世を去ってしまいます。そんな理不尽な記録を目にした際に、この上演の構想が立ち上がりました。ホフマンはマリーが死んでしまうことを予期していたそうです。夢と現実、そのあわい、揺れ。どんな想いで、ホフマンはこの物語を創作したのか。みなさんにもお分かりになると思います。人生は誰にとっても平等に理不尽です。だからこそ、ドキドキしたり、ワクワクしたり、夢を信じたい。さあ、マリーに想像の旅に連れていってもらいましょう。あの日のホフマンのように。
熊谷拓明さんの“おしゃべりなダンス劇”、素晴らしいアーティストとともに、みなさんにお届けいたします。

神奈川県民ホール“オープンシアター2023” ダンス劇「マリーの夢」

2023年8月19日(土)
神奈川県 神奈川県民ホール 大ホール

原作:「クルミわりとネズミの王さま」E.T.A.ホフマン作、上田真而子訳(岩波書店)
作・演出・振付:熊谷拓明
演出補:中村蓉

キャスト

ドロッセルマイヤー:鴨川てんし
パパ:ATSUSHI
ママ:中村蓉
ルイーゼ:東出宜子
フリッツ:歌川翔太
マリー:稲葉由佳利
クルミわり人形:風間自然
あの日のピエロ:福島玖宇也
あの日の妖精 / ネズミリンクス夫人:岡本優
ネズミ:熊谷拓明
ネズミの王さま:八幡顕光

読者の反応

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中村蓉 @YoNakamura0621

『マリーの夢』本日開幕🎉🍬
ありったけの夢と愛を込めてお届け!愛くるしい、めくるめく世界でお待ちしております☺️
神奈川県民ホールにて14:00開演✨
当日券ございます!
素敵な言葉と写真がたくさん載っています❤️
https://t.co/WNRZl5rLmg

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