ピッコロ劇団「やわらかい服を着て」開幕、重要なのは「人が太くつながり熱気を帯びること」と眞山直則

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兵庫県立ピッコロ劇団「やわらかい服を着て」が去る7月21日に兵庫・ピッコロシアター 大ホールで開幕した。

兵庫県立ピッコロ劇団 第76回公演「やわらかい服を着て」より。(撮影:堀川高志 / kutowans studio)

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兵庫県立ピッコロ劇団 第76回公演「やわらかい服を着て」より。(撮影:堀川高志 / kutowans studio)

「やわらかい服を着て」は2006年に永井が書き下ろした戯曲。同作を今回は、兵庫県立ピッコロ劇団の眞山直則が演出し、立ち上げる。劇中では、2003年に世界で連鎖した反戦デモの翌朝から、若者たちの志と現実、憧れとねたみと恋が切迫する3年間の群像劇が展開する。

兵庫県立ピッコロ劇団 第76回公演「やわらかい服を着て」より。(撮影:堀川高志 / kutowans studio)

眞山は開幕に際し、「題名にひとめぼれした戯曲でした。やわらかい服を着ることが、なぜ今必要なのかを反芻し続けました。重要なのは個の熱演ではなく、人が太くつながり熱気を帯びること。初日の客席が沸いたときに、舞台が持つその力にグッとこぶしを握り直しました」とコメントした。

上演時間は休憩時間を含む約2時間35分で、公演は7月25日まで。なお、本日23日11:00開演回は関係者の体調不良のため公演が中止となった。同日16:30開演回以降の公演の実施については追って劇団の公式サイトにて発表される。

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兵庫県立ピッコロ劇団 第76回公演「やわらかい服を着て」

2023年7月21日(金)~25日(火)
兵庫県 ピッコロシアター 大ホール

作:永井愛
演出:眞山直則

出演

夏原一平:原竹志
池森新子:樫村千晶
佐野千秋:今井佐知子
大槻純也:菅原ゆうき
若島大吾:谷口遼
巣山礼史:三坂賢二郎
青木宙太:中島深志
田中あこ:木村美憂
古賀寛美:鈴木あぐり
城島忠義:森好文

※7月23日11:00開演回は関係者の体調不良のため公演中止となりました。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。なお7月23日16:30開演回は上演が決定しました。

読者の反応

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kutowans studio 堀川高志 @kutowans

ピッコロ劇団「やわらかい服を着て」
ステージナタリーさんに取り上げていただきました!
ただ、取り上げていただけるのはありがたいのですが
ステージナタリーさん経由でTwitterで速報出ると
めちゃめちゃ画質下がるんですよね。我らカメラマンの想いもだいぶ削り取られると言うか・・・元のを参考に https://t.co/0l4SAIdUnK https://t.co/CRqCmczWqV

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