「さながらお芝居を観ているかのような仕上がりに」と猿之助が自信、朗読劇「天切り松」開幕

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PARCO PRODUCE 朗読劇「天切り松 闇がたり~闇の花道~」が、本日2月6日に東京・PARCO劇場で開幕した。

PARCO PRODUCE 朗読劇「天切り松 闇がたり~闇の花道~」 より。

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PARCO PRODUCE 朗読劇「天切り松 闇がたり~闇の花道~」 より。

PARCO PRODUCE 朗読劇「天切り松 闇がたり~闇の花道~」 より。

PARCO PRODUCE 朗読劇「天切り松 闇がたり~闇の花道~」 より。

本作は、浅田次郎原作のシリーズ「天切り松 闇がたり」を朗読劇の形式で上演するもの。出演者には市川猿之助のほか、ゲストの市川中車中村壱太郎石橋正次らが名を連ねた。劇中で描かれるのは、大正・昭和の義賊“目細の安吉”一家の活躍。ある年の瀬の夜更けに留置場の雑居房に現れた老人が、夜盗の声音“闇がたり”で昔を語り出し……。青木江梨花が脚本・構成、長部聡介が演出を務める今回は、「第一巻 闇の花道」のほか、第三夜「百万石の甍」、第四夜「白縫華魁」、第五夜「衣紋坂」からも物語が上演される。

開幕に際し猿之助は「役者たちが台詞を読むと、大正・昭和の東京が浅田先生の描かれた台詞で立ち上がってきます。朗読劇よりも、さながらお芝居を観ているかのような仕上がりになっていると思います。それぞれの役者がユニークな登場人物たちを生き、立体化され、とても面白くなってます」と自信を見せ、「大変厳しい世情ではありますがひと時、劇場で、華やかかりし時代、そこに生きた粋でいなせな人々の世界をお楽しみいただきたいと願って止みません。是非是非、お気をつけて劇場にお越しください」とコメントした。

公演は、このあと2月8日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT、13日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて行われる。

市川猿之助コメント

PARCO PRODUCE 朗読劇「天切り松 闇がたり~闇の花道~」 より。

役者たちが台詞を読むと、大正・昭和の東京が浅田先生の描かれた台詞で立ち上がってきます。朗読劇よりも、さながらお芝居を観ているかのような仕上がりになっていると思います。それぞれの役者がユニークな登場人物たちを生き、立体化され、とても面白くなってます。

大阪にはコロナ禍のなか歌舞伎で伺う機会が減って、まだまだ今後の見通しがない中、是非関西方面のお客様、森ノ宮ピロティホールに見に来て欲しいです。名古屋方面のお客様も御園座の公演があまりないので、是非、穂の国とよはし芸術劇場でお目にかかりたいと思っております。

劇場は万全の感染対策をしてお客様をお待ちしています。大変厳しい世情ではありますがひと時、劇場で、華やかかりし時代、そこに生きた粋でいなせな人々の世界をお楽しみいただきたいと願って止みません。

是非是非、お気をつけて劇場にお越しください。

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PARCO PRODUCE 朗読劇「天切り松 闇がたり~闇の花道~」

2022年2月6日(日)※公演終了
東京都 PARCO劇場

2022年2月8日(火)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

2022年2月13日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

原作:浅田次郎「天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道」(集英社文庫)
脚本・構成:青木江梨花
演出:長部聡介
出演:市川猿之助市川中車中村壱太郎石橋正次 / 石橋正高、下川真矢、穴井豪 / 市川郁治郎、市川翔乃亮、市川猿

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香川照之(市川中車)の言葉/他 @KotobaTeruyuki

☆2022朗読劇『天切り松 闇がたり』
https://t.co/KDzM2rCv8x
2/6PARCO劇場
2/8穂の国とよはし芸術劇場
2/13森ノ宮ピロティホール
原作:浅田次郎
脚本・構成:青木江梨花
演出:長部聡介
出演:猿之助 中車 壱太郎 石橋正次
石橋正高 下川真矢 穴井豪
郁治郎 翔乃亮 猿
https://t.co/rFuX4dfxOD

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