劇団「市民舞台」による「もてなしたいッ▽~江津純花の出向ライフ~」が9月25・26日に熊本・熊本市国際交流会館 ホールにて上演される。
熊本地震復興祈念を掲げる本作は、同劇団の創立60周年記念公演。今回は“市民舞台流 働き方改革”をテーマに、人をもてなす魅力に突出しているが、社会では生きやすくはない人たちを集め、“おもてなし最強のチーム”を作る会社を描く。不動産会社に勤める江津純花は、本社から子会社のシェアオフィス管理室に異動になる。そこで江津は、さまざまな能力に長けた5人のパートナースタッフに出会い……。
作・演出を手がける松本眞奈美は「演劇を含むエンタメは直接的に何かを生み出すわけではないかもしれませんが、観客の皆様の心の中にきっと何かしらを生み出すはずです。それはシンドイ日常からのひと時のEXITかもしれないし、明日へ一歩踏み出すための新しい地図かもしれません」と語り、「お仕事コメディの第3弾となる本作が、ご来客の皆様への最上のおもてなしとなりますように。皆様のオリジナルスマイルが零れるように日々精進いたします」と意気込みを述べている。
松本眞奈美コメント
毎日仕事をしているとふと「私がここに居て何の意味があるのかな」と考える時がありませんか? 逆に「私じゃないとできない仕事」と思っていても案外自分が外れても組織は回っていくものです。遣り甲斐とか、生き甲斐とか、そんなあまりに重い思いで仕事に依存するのは恐いけど、ちょっとしたプライドを持って毎日を営みたい。リモートでできる仕事、リモートじゃできない仕事。コロナ禍で益々忙しい職種も、不要不急で片付けられそうで苦しい職業もみんな違ってみんなイイ!
演劇を含むエンタメは直接的に何かを生み出すわけではないかもしれませんが、観客の皆様の心の中にきっと何かしらを生み出すはずです。それはシンドイ日常からのひと時のEXITかもしれないし、明日へ一歩踏み出すための新しい地図かもしれません。今回の芝居はとある「管理室」が舞台。主な仕事は借主や来客のおもてなしという設定。非正規ながら個性的なスキルでプライド高く仕事をする人々の日常と奮闘の物語。お仕事コメディの第3弾となる本作が、ご来客の皆様への最上のおもてなしとなりますように。皆様のオリジナルスマイルが零れるように日々精進いたします。
劇団「市民舞台」 創立60周年記念公演 熊本地震復興祈念「もてなしたいッ▽~江津純花の出向ライフ~」
2021年9月25日(土)・26日(日)
熊本県 熊本市国際交流会館 ホール
作・演出:松本眞奈美
出演:馬渡直実、村上習子、木内里美、藤本彩花、蓮見トーヤ、松本麻衣子、桑路ススム、たろまる、トクトミヒロタカ、梅山隆博、中村百合花、吉岡愛子、石川雅道
※作品タイトルの「▽」はハートマークが正式表記。
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ステージナタリー @stage_natalie
熊本の劇団「市民舞台」が、“おもてなし”巡るお仕事コメディに挑む(コメントあり)
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