DAZZLE・長谷川達也「観る人に希望や活力を」少年の旅立ち描く「Breakthrough Journey」開幕

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DANCE DRAMA「Breakthrough Journey」が、本日1月30日に大阪・国際障害者交流センター(ビッグ・アイ) 多目的ホールで開幕した。

DANCE DRAMA「Breakthrough Journey」より。(撮影:冨田了平)

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DANCE DRAMA「Breakthrough Journey」より。(撮影:冨田了平)

DANCE DRAMA「Breakthrough Journey」より。(撮影:冨田了平)

これは、障害のある人の芸術文化や国際交流を通じた社会参加、自立を目的とした福祉施設・国際障害者交流センターが主催する公演。今回はDAZZLE長谷川達也を中心に、国内外の振付家が創作した作品が上演される。

作中では、カメラマンになりたいという夢を持つ、貧しい生活を送るアジアの少年の物語が描かれる。絶望と孤独に苛まれていた少年は、ある日インターネットで、ダンサーを目指す少女の映像を出会う。自らの障害に悩みつつ、居場所を求めてもがいている少女の姿に、少年は旅立ちを決意し……。

長谷川は、本作について「徹底した感染対策の元、開催の意義を何度も自身に問いながら、それでも舞台に生きる我々にできることは、観る人に希望や活力を与えることであり、それができると信じることでした。この舞台を通じて伝える何かが、皆さんに届くことを願っています」と言葉に力を込めた。上演時間は、20分の休憩を含む約2時間。公演は明日1月31日まで。

長谷川達也コメント

DANCE DRAMA「Breakthrough Journey」より。(撮影:冨田了平)

表現において最も大切な「感動を生むかどうか」に、人種、性別、年齢はもちろん、障害の有無は全く関係がありません。

それを証明する作品になったという確かな手応えを感じています。

徹底した感染対策の元、開催の意義を何度も自身に問いながら、それでも舞台に生きる我々にできることは、観る人に希望や活力を与えることであり、それができると信じることでした。この舞台を通じて伝える何かが、皆さんに届くことを願っています。

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DANCE DRAMA「Breakthrough Journey」

2021年1月30日(土)・31日(日)
大阪府 国際障害者交流センター(ビッグ・アイ) 多目的ホール

作・演出:長谷川達也
国内振付:RINKA、TOMOYA、NAGA、HEIDI、山口なぎさ、宇山あゆみ、森山真由子、藤原美加、中島由美子、田畑真希、小倉卓浩、新城由喜恵
海外振付:Ewen Chiu、Cyrus HUI、Aman Yap Choong Boon、Tang Sook Kuan、Luqman B As'ad
出演:DAZZLE(長谷川達也、宮川一彦、金田健宏、荒井信治、飯塚浩一郎、南雲篤史、渡邉勇樹、高田秀文、三宅一輝)、DAZZLEアンサンブル(増田美咲、野村采可、小菅由香、本橋侑季、角田ひかる、小川原紅奈、鈴木麻衣子)、BOTAN(梶本瑞希、DAICHAN、鹿子澤拳、東野寛子、麗華、光陽師想真、なぎさ)、森田かずよ ほか

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けんしん(玉川謙一郎)@企業と障害者を結ぶ就活・転職カウンセラー・コーチ・企業研修講師 @kenpisces

【公演レポート】DAZZLE・長谷川達也「観る人に希望や活力を」少年の旅立ち描く「Breakthrough Journey」開幕(コメントあり) https://t.co/3ASOSv828C

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