劇団青年座の2020年度上演作品に野木萌葱の書き下ろしほか

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劇団青年座の2020年度公演ラインナップが発表された。

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6月には東京・シアタートラムにて、野木萌葱の書き下ろし「ズベズダー荒野より宙(そら)へー」を黒岩亮が演出する。これは米ソ冷戦構造の中、宇宙開発にかけるソ連の科学者たちの矜持と苦悩を描き出す新作だ。また9月から10月にかけては東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて、「青鞜」に集う女性たち5人の姿を描いた宮本研の「ブルーストッキングの女たち」を齊藤理恵子の演出で上演。2021年1月には東京のザ・ポケットにて、日穏-bion-の岩瀬晶子作、須藤黄英演出による「シェアの法則(仮題)」に挑む。同作では、とあるシェアハウスをめぐり、世代や国籍、育った環境が異なる人たちの交流を描き出す。

なお2018年に初演され話題を呼んだ長田育恵作、宮田慶子演出「砂塵のニケ」が9月から10月、マキノノゾミ作、宮田演出の人気作「横濱短篇ホテル」が11月から12月に、全国公演として各地を巡演。さらに6月には東京・俳優座劇場にて新劇交流プロジェクト2「美しきものの伝説」が鵜山仁の演出で上演される。各公演の詳細については続報を待とう。

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劇団青年座 2020年公演ラインナップ

第242回公演「ズベズダー荒野より宙(そら)へー」

2020年6月19日(金)~28日(日)
東京都 シアタートラム

作:野木萌葱
演出:黒岩亮

※2020年5月12日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響により中止となりました。

第243回公演「ブルーストッキングの女たち」

2020年9月26日(土)~10月4日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト

作:宮本研
演出:齊藤理恵子

第244回公演「シェアの法則(仮題)」

2021年1月22日(金)~31日(日)
東京都 ザ・ポケット

作:岩瀬晶子
演出:須藤黄英

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