壁ノ花団「スマイリースマイル」三間四方で見せる死者にまつわる記憶の話

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壁ノ花団「スマイリースマイル」が昨日9月26日に京都・Theatre E9 Kyotoで開幕した。

壁ノ花団 第14回公演「スマイリースマイル」より。(撮影:岡安いつ美)

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壁ノ花団 第14回公演「スマイリースマイル」より。(撮影:岡安いつ美)

本作は京都の新劇場Theatre E9 Kyotoのオープニングプログラムの1演目。母の遺言を頼りに、父親がいるという島を訪れた“わたし”の物語が紡がれる。

壁ノ花団 第14回公演「スマイリースマイル」より。(撮影:岡安いつ美)

作・演出を手がける水沼健は「今回の作品は三間四方の二場構成です。物語の舞台になっている島とそこに架かる橋を能舞台と捉えて、その形式に似せて作りました」と構想を明かし、「最近の作品とは違い、閉ざされた部屋のなかだけで展開していく作品ですが、その閉ざされた空間が見ている人の記憶と結びついて様々な表情に変化していくような作品になると思います」とコメントしている。

上演時間は約1時間30分。公演は9月29日まで。

水沼健コメント

壁ノ花団 第14回公演「スマイリースマイル」より。(撮影:岡安いつ美)

今回の作品は三間四方の二場構成です。物語の舞台になっている島とそこに架かる橋を能舞台と捉えて、その形式に似せて作りました。死者にまつわる記憶をめぐる話をするには最適な空間ではないかなと思います。最近の作品とは違い、閉ざされた部屋のなかだけで展開していく作品ですが、その閉ざされた空間が見ている人の記憶と結びついて様々な表情に変化していくような作品になると思います。私も初日がほんとうに楽しみです。

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壁ノ花団 第14回公演「スマイリースマイル」

2019年9月26日(木)~29日(日)
京都府 Theatre E9 Kyoto

作・演出:水沼健
出演:金替康博、F.ジャパン、松原由希子、前畠あかね、蟷螂襲

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