ニホンオオカミのぬいぐるみも“出演”、快快の新作「ルイ・ルイ」

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快快の新作「ルイ・ルイ」が、9月8日から15日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。

快快「ルイ・ルイ」ビジュアル(宣伝写真:岩澤高雄[The VOICE] / 宣伝ヘアメイク:山口恵理子)

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「ルイ・ルイ」は、快快にとって約2年半ぶりとなる新作。脚本を北川陽子、演出を快快が手がけ、ニホンオオカミのぬいぐるみを軸とした作品を立ち上げる。出演者には大道寺梨乃野上絹代山崎皓司石倉来輝、シンガーソングライターの白波多カミン、初音映莉子が名を連ね、アーティスト・片岡メリヤス制作によるぬいぐるみ・ルイも登場。なおルイの声は毒蝮三太夫が担当する。

北川は本作について、「時にひとは、社会じゃない世界、に行く事でパワーをもらえて、その世界がたしかに存在した、と思うことで、どんなに歪んだ現実にいても楽しく生きてける術をもってる。この作品を目撃した人にとって、ルイルイもそんな感じの、あの時たしかにいた、忘れられない友だちみたいな、時間になりたい」と思いを述べている。チケット販売は7月7日12:00にスタート。

北川陽子コメント

ぬいぐるみの名前はルイ。
絶滅したニホンオオカミのぬいぐるみ。
かれらは、何らかのいのちを模して作られた、ひとじゃない友だち。
日々の側に置いておきながら、わたしだけの世界にも共に飛んで行ける存在。
時にひとは、社会じゃない世界、に行く事でパワーをもらえて、その世界がたしかに存在した、と思うことで、どんなに歪んだ現実にいても楽しく生きてける術をもってる。
この作品を目撃した人にとって、ルイルイもそんな感じの、あの時たしかにいた、忘れられない友だちみたいな、時間になりたい。
現実に切り込むために踊り狂うピエロは、現実を踊らせる事を願ってる。
すべての命の、累々のかがやきに目眩しながら、人類のさみしさに寄り添って、思う存分飼いならしてみたい。

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快快「ルイ・ルイ」

2019年9月8日(日)~15日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

脚本:北川陽子
演出:快快
ぬいぐるみ制作:片岡メリヤス
出演:大道寺梨乃野上絹代山崎皓司石倉来輝、白波多カミン、初音映莉子、ルイ(ぬいぐるみ)
特別出演:毒蝮三太夫(声)

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