山本卓卓「幼女X」がニューヨークでリーディング上演、現地でトークにも参加

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アメリカ・ニューヨークで、範宙遊泳・山本卓卓の「幼女X」が、英題「Girl X」としてリーディング上演される。これはジャパン・ソサエティーの年次恒例プログラム「現代日本の戯曲:英訳版リーディング・シリーズ」の第12回目となり、NYを拠点として活動するイギリス出身のシャーロット・ブラスウェイトが演出を務める。

「Girl X」メインビジュアル(c)SHIBA minoru and Eishin Yoshida

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「幼女X」は2013年に初演され、翌年にはマレーシアとタイにも招聘され好評を博した山本の代表作。それを今回ブラスウェイトは、リーディングとライブ音楽をからめ、リーディング作品として立ち上げる。上演後には、山本も参加してアーティストトークを行う。上演にあたり、山本からステージナタリーに寄せれられたコメントは以下の通り。

山本卓卓(撮影:斉藤翔平)

山本卓卓コメント

僕の知っているアメリカなんてアメリカからしてみたらほんのちょっとの情報なんだろうなとは思っています(それは東京だってそうでしょう?)。
知ったような気になってあーだこーだついつい言ってしまうけれど簡単に嫌いだなどと言えない迫力というか魅力をやっぱりアメリカは持っているように思います。
それっていったいなんなのでしょう。
劇中のセリフ
「アメリカみたいな姉の家、アメリカみたいなインテリア。部屋は五つもある。アメリカみたいな風呂にはサウナが付いている。間違いない。姉は資本主義に勝っている」
この「幼女x」の登場人物のように、のっぴきならない感情をアメリカに対して抱いているのが僕です。まどろっこしいこと言ってすみません。ずっとずっと憧れてました。

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現代日本戯曲:英語版リーディング・シリーズ「幼女X」(英題:Girl X)

2016年3月21日(月・祝)現地時間19:30
アメリカ・ニューヨーク ジャパン・ソサエティー内劇場(333 East 47th Street, New York, NY 10017)

作:山本卓卓
演出:シャーロット・ブラスウェイト
翻訳:寺田ゆい
音楽:ジャスティン・ヒックス 
出演:ポール・プライス、ミケア・ジェニングス、ポール・リーバー

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