ケイコレ〜稽古着ファッションをお届け〜 Vol.97 [バックナンバー]

範宙遊泳・埜本幸良&福原冠のお気に入りコーデ

“アビイ・ロード”を渡って稽古場へGO!

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ステージナタリーがお届けする稽古着コレクション、略して「ケイコレ」。この連載では、アーティストが愛用の稽古着を紹介。日々の稽古で活躍しているウェアと稽古着選びのこだわりを披露してもらうほか、いつかゲットしたい稽古アイテム、公演への意気込みなどについても聞く。

今回は、範宙遊泳埜本幸良福原冠が登場。「バナナの花は食べられる」第66回岸田國士戯曲賞を受賞した山本卓卓の新作「ディグ・ディグ・フレイミング!~私はロボットではありません~」に出演する2人に、お気に入りの稽古着を披露してもらった。

稽古着におけるこだわりは?

埜本幸良

一番は、毎日着るものなので枚数がそろっていること! デザインは、公演Tシャツや映画のものが多いですね。普段はなかなか着られないし、稽古場で話が広がります。そして何より色! そんなグリーン、私服で着ます?というような。ということで今のお気に入りはSPACのTシャツです。かわいい!

どこにいても一目でわかる、鮮やかなグリーンのTシャツをチョイス。

福原冠

稽古着は基本的に役に準じた服を選ぶようにしています。服装のイメージが固まるまではとにかく動きやすさ重視! お芝居をしているときに自分の腕がどこにあるかが気になるので、なるべく長袖を着るようにしています。このピンクのパンツはダンス作品やアクションのある作品でも活躍してくれて、重宝しています。同じものが欲しいけど、古着屋さんで見つけた一点ものなので難しいかな……。

自身が所属する演劇ユニット・さんぴんのロンTを着用。

いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは?

埜本幸良

小さい水筒が欲しいです。移動時間に癖で絶対缶コーヒーを買っちゃうんですよ。それをやめたい……。だから小さい水筒を買って、家からコーヒーを持ち運びたいのです。缶コーヒーサイズの水筒があったら良いなあ。

この日はセットアップのジャージースタイル。階段にちょこんと座る姿がキュート。

福原冠

稽古で着られるようなスーツと革靴があると良いなあと常に思っているのですが、なかなか手が出せずにいます。

お気に入りのピンクのパンツをおしゃれにはきこなす福原。

範宙遊泳「ディグ・ディグ・フレイミング!~私はロボットではありません~」で特に注目してほしいのはどんなところ?

埜本幸良

とにかく肩の力を抜いて楽しみに来てほしいですね。今回の作品は、内容や描写に対してあらかじめアラートを出しているんですが、演じる側、僕の心持ちとしては、楽しんで観てほしい。もちろん楽しいことばかり描くわけではないですけど。観る人も演じる人も良い疲労感を感じられるような作品です!

福原冠

めくるめく勢いで物語が展開していきます。切れ味のあるにぎやかさの中にふんだんに盛り込まれた演出、役者、スタッフのアイデア、ユーモア、挑戦にもご注目いただけたらうれしいです。振り落とされないようにしっかり準備をして臨みます!

範宙遊泳 新作本公演「ディグ・ディグ・フレイミング!~私はロボットではありません~」チラシ

プロフィール

埜本幸良

1986年、岐阜県生まれ。俳優、ビデオグラファー。映像作品の制作、オンラインの演劇部を立ち上げるなどの活動も行っている。

福原冠

1985年、神奈川県生まれ。俳優。2014年から範宙遊泳に所属。2015年に板橋駿谷、北尾亘、永島敬三と演劇ユニット・さんぴんを立ち上げた。DJとしても活動している。

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範宙遊泳_HANCHU-YUEI @HANCHU_JAPAN

範宙遊泳|埜本幸良・福原冠

ステージナタリー
ケイコレ〜稽古着ファッションをお届け〜 Vol.97
にてご紹介いただきました👕👖🎽

稽古着の密かなこだわりと、新作への想い、ぜひご一読ください😊🙏

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