天才ピアニストが「THE W」優勝会見で歓喜、ますみ「竹内さんは天才！」

天才ピアニストが12月10日、“一番面白い女性”を決める賞レース「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」（日本テレビ系）で優勝。生放送直後に開かれた記者会見に出席した。

爛々、スパイク、フタリシズカかりこるが顔を揃える1stステージBブロックを、道端でのケンカを題材にしたコントで勝ち抜けた天才ピアニスト。最終決戦では母が空想の家庭に現実逃避するコントを披露し、Aブロック勝ち上がりのヨネダ2000、Cブロック勝ち上がりの紅しょうがを抑えて「THE W」6代目女王に輝いた。天才ピアニストには優勝賞金1000万円に加え、日本テレビの各番組に出演できる権利、優勝記念特番を制作してもらえる権利などが副賞として贈られる。

「THE W」優勝のために毎月単独ライブを開催してきたという天才ピアニストの竹内は会見で「1年間、優勝を目標にがんばってきたので、めちゃめちゃうれしいです。単独ライブを毎月やるって相当しんどいこと。それに文句を言わずについてきてくれた相方に『ありがとう』と伝えたいです」とコメント。ますみは「全国ネットの番組でネタを2本できたのはうれしいです。特に2本目は準決勝でミスがあって、ずっと消化不良だったので、それを100点の状態でできて、ようやくモヤモヤが晴れました」と清々しい表情で語り、「竹内さんは天才！」と相方を褒めたたえた。

天才ピアニスト コメント

──優勝に向けてどのような戦略を立ててきましたか？

ますみ：単独ライブを毎月やって、最低新ネタ6本をやってまして、その努力が実りました。

竹内：あんまり自分で「努力が実りました」って言わないんやけどね。去年の反省を踏まえて、決勝では当たり負けをしない2本を選びました。

──賞金の使い道は？

ますみ：（大阪・よしもと）漫才劇場に置いてあるコント用の衣装がべらぼうにダサいので全部買い換えたいです（笑）。

竹内：コントの衣装も欲しいし、それを置いておく部屋も欲しいです。

──出てみたい番組は？

竹内：「さんま御殿」です。

ますみ：私は完全に「ぐるナイ」。お金を払わずにあんなにご飯を食べられる番組ってないじゃないですか。

竹内：そんな見方をしてたんや。

ますみ：やらしい目で見てました。

──現在の心境、そして相方に伝えたいことは？

竹内：1年間、優勝を目標にがんばってきたので、めちゃめちゃうれしいです。単独ライブを毎月やるって相当しんどいこと。それに文句を言わずについてきてくれた相方に「ありがとう」と伝えたいです。

ますみ：全国ネットの番組でネタを2本できたのはうれしいです。特に2本目は準決勝でミスがあって、ずっと消化不良だったので、それを100点の状態でできて、ようやくモヤモヤが晴れました。相方の竹内さんは天才。「面白くない」と思ったネタは1つもありません。

竹内：そんなコンビはいないでしょ！（笑）

──ネタ中やネタ後の手応えはいかがでしたか？

竹内：手応えはよかったんですけど、モニターで観ていたので、ほかの方々のウケ具合がいまいちわからず、「絶対にいった」という感じはなかったです。

ますみ：私は手応えしかありませんでした。袖のスタッフさんがめっちゃ笑ってたので。

竹内：あれ、ありがたいんよな（笑）。

──今後の目標は？

ますみ：狙える賞は全舐め。

竹内：「総舐め」な。「全舐め」ってなんか嫌やわ（笑）。

ますみ：最終的に全部の賞を獲って、“トロフィーな女性”になりたいです。

──ここまで成長する転機はあったのでしょうか？

竹内：マジで「THE W」ですね。

ますみ：2020年に準決勝11位になって、決勝当日はリザーブ枠としてリハーサルだけやって帰ったんです。あの残酷な思いをしたことで、悔しいという気持ちが強くなって、半年に1回やっていた単独ライブのペースを毎月にしたんです。

──この喜びを誰に伝えたいですか？

竹内：ベタすぎますけど親。どっちも教師で、真面目に育てた娘が芸人になってしまった。1つ結果が出たことは伝えたいし、「芸人になることを許してくれてありがとう」と言いたいです。

ますみ：私はナースとして働いていたときの看護師長です。

竹内：まだあのときの上司に!?

──ファンの方々にメッセージをお願いします。

ますみ：12月24日に単独ライブをやります！

竹内：ファンはたぶん買ってくれるんちゃう!? 別のないの？

ますみ：1月22日に単独ライブをやります！

竹内：すみません、毎月あるんです（笑）。

ますみ：配信も買ってください！

竹内：告知がエグいやん！