「THE W」会見でボケ合戦、爛々大国の「チョメ！」増量、Aマッソ村上は不吉な言葉を

本日11月26日、「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」の決勝進出者会見が都内で行われた。

今年の決勝ではAブロックはTEAM BANANA、ヨネダ2000、さとなかほがらか、Aマッソ、Bブロックは天才ピアニスト、爛々、スパイク、フタリシズカかりこる、Cブロックは河邑ミク、エルフ、紅しょうが、にぼしいわしの順にネタを披露。会見には仕事の都合で欠席となったTEAM BANANAを除いた11組が集結し、大会サポーターを務めるニューヨークも登場した。

既報の通り、ニューヨーク、鬼越トマホーク、さらば青春の光・森田の5名がサポーターに就任したことについて、ニューヨーク屋敷は「いい5人だと思います。東ブクロを外すという日本テレビさんの英断。絶対に外したほうがいいに決まってますから」と話す一方、相方の嶋佐は「東ブクロさんとか抜きにして女性から嫌われてるタイプの5人だけど大丈夫ですか？」と不安を口にしていた。

ファイナリストが入場する中で一際目を引いたのが、全身に青い蝶を貼り付けてきたAマッソ。加納は「今まで逃した蝶々を全部引き連れてきた。今までで一番優勝に近い状態」と豪語。また「前々回はゆりやんレトリィバァのカツオのネタに負けて、前回はオダウエダのカニのネタに負けた。どうやら我々は海鮮系に弱い。今回はにぼしいわしがいる！」と警戒するが、屋敷からは「めっちゃ変な格好でしっかりとしたトークしてる」とイジられていた。

エルフ荒川は全力の「ハッシュターグ！」で喜びを爆発させ、「ボケようと思ったんですけど無理です！ ホンマにうれしい！ 日本ブチあげます！」と大はしゃぎ。いつにも増して派手な髪色を「クリスマスも近いということで存在そのものをイルミネーションに近付けました」とアピールするが、屋敷は「きれいやわー、はる」「篠原涼子がきたのかと思った」と相方のはるばかりに注目する。スパイクは荒川のギャグ「ハッシュタグ」へのアンサーギャグ「ミクシィ」を発動させながら登場したが、いまいち伝わらずニューヨークは「大声なのに何を言ってるのかわからなかった」「どの媒体も聞き取れてなかった」と大笑い。荒川本人も「『何か言ってる』ということしかわからなかった」と困惑した。

「決勝初なの!?」「意外！」と驚かれた河邑ミクは「自分でも思ってます」と返しつつ、「今までの大会ではファイナリストの次点だったことが多い。次点ってリザーバーとして決勝のリハーサルもやるんですよ。本番は誰よりも要領よく臨みたいです」と独特な意気込みコメントを放つ。同じく決勝初出場のさとなかほがらかが「どうも。すこやか、ほがらカニ。さとなかほがらかです」とお決まりの「カニ」ポーズを決めると、Aマッソは「2匹目のカニがいる！」「怖いて！」と新たなる海鮮系の登場に戦慄。さとなかについてニューヨークは「準決勝を観たときに初見だったんですけど爆笑をとっていて、誰なんやと思っていたら、やっぱりきた」「今大会のダークホースだと思う」と期待した。

天才ピアニストは竹内がAマッソの加納と村上の中間のような見た目をしているため、前回大会で視聴者から「1人Aマッソ」「Bマッソ」などと呼ばれていたと回想。これを聞いたAマッソ加納は「うちらは凡才オーボエ奏者なので」と返し、周囲から「天才ピアニストの反対って凡才オーボエ奏者なんや」「変な格好をしているのに頭いいボケをしている」とツッコまれる。また、2年ぶりの出場となるにぼしいわし・いわしは「今年5月にできた劇場（楽屋A）を主軸に活動しているので、我々がコケてしまうと、その劇場ごとコケてしまう」とコメント。一方、にぼしは優勝賞金1000万円の使い道を「日本の道を全部国道にします」と明かした。

フタリシズカかりこるは、片思いしている相方・加賀谷の名前を出して「優勝したらプロポーズします」と宣言。紅しょうがは4度目の決勝進出であることから「決勝が決まったときもかわいげのない反応をしてまう」「用意される衣装がどんどんシックになってきて『あまり目立たんといてくれ』的なメッセージを感じる」と自虐気味に語り、「いい加減卒業したい」と悲願の優勝に向けて意気込んだ。

ヨネダ2000誠は「昨年優勝できなかった影響か、相方の愛ちゃんの体型に変化が。おヘソの位置が見当つかなくなってしまいました」と独特なコメント。また爛々の大国は持ちギャグ「チョメ！」を連発。このギャグが大好きだという屋敷は「チョメ出た！」「めちゃめちゃうれしい」「準決勝のネタが『チョメ』少なめで寂しかった」と目を輝かせていた。

ネタ順を決める抽選では、にぼしが突如「歯だけ磨かせてください」と歯ブラシを取り出すボケを繰り出し、屋敷から「失格です！ リザーバーの方と交代してください！」と注意を受ける。また「群馬で子供たちとバドミントンする仕事」で会見欠席となったTEAM BANANAは音声通話で抽選で参加したが、トップバッターを引いてしまう。すべてを諦めたかのような抑揚のない声で「終わりましたー」と落ち込む2人に対して、ニューヨークは「終わってないです！」「マジ大丈夫です！ いけますよ！」とエールを送った。

ネタ順について、Aブロックの3番手となったさとなかほがらかが「Aの3ということで『笑み』。いい順番だと思います」と述べ、屋敷から「オカンみたいなこと言ってる」と指摘される。一方、Aブロックの4番手になったAマッソの村上は「Aの4。……壊死？」と不吉なワードを放ち、加納から「やめろ！」と注意される。またBブロックの4番手になったフタリシズカかりこるは「私ってBブロックの最後って顔じゃないですよね？」と話し、嶋佐から「いやA、B、Cのどこの顔でもないよ？」と指摘されていた。

「女芸人No.1決定戦 THE W」の決勝戦は来月12月10日（土）に日本テレビ系列で生放送される。女性芸人たちのバトルに引き続き注目しよう。