DOESツアー後半戦へ、 O-EASTで進化するバンドサウンド提示

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DOESのライブハウスツアー「DOES 2012 TOUR『カタルシス文明』」の東京公演が、昨日6月1日にSHibuya O-EASTにて行われた。

「DOES 2012 TOUR『カタルシス文明』」SHibuya O-EAST公演の様子。(photo by shimbo yuki)

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5月上旬から始まったツアーが折り返し地点を過ぎたこともあり、バンドの状態も最新アルバム「KATHARSIVILIZATION」の楽曲も十二分にあたたまっている様子。「曇天」などの激しい曲では、緊張感のある表情でタイトなサウンドを叩き付けるメンバーたちだが、「カタルシス」などの肩の抜けた風通しのいいミディアムナンバーではリラックスした表情を浮かべ、サポートギターのオサムを交えながらのセッションを楽しんでいた。またスピーディな楽曲では、程よく削ぎ落とされたアレンジとアンサンブルが響き、ツアーならではの進化を感じさせる場面も。余裕を感じさせるパフォーマンスからはツアーの好調ぶりが伺えた。

曲合間のMCで氏原ワタル(Vo, G)は、「ツアーはまだ続くんだけど、でもファイナルみたい。皆さんのカタルシスを吐き出して」と語りオーディエンスの熱狂に火をつけた。また森田ケーサク(Dr)は、6月28日に故郷奄美大島での初凱旋ライブ「ACME THE NIGHT IN AMAMI」を開催することを告知し大きな拍手を浴びる。続けて「遠いよー。でも初の凱旋ライブなんで。旅行気分で足を運んでください」とニコニコしながらアピールした。

そしてダンサブルな楽曲を中心にしたアンコールでは、スタッフのリクエストに応じて毎回異なる曲を披露するコーナーを展開。この日は「ビート・クラブ」が選ばれ、フロアの狂騒に拍車をかけていた。

なお、ツアー「DOES 2012 TOUR『カタルシス文明』」は、このあと宇都宮、札幌、函館、名古屋で行われ、6月16日に大阪・梅田CLUB QUATTROにてツアーファイナルを迎える。

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