松崎しげる、真っ白な衣装に身を包み“ホワイト・アルバム”への思い語る

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松崎しげるが昨日11月8日、The Beatlesのアルバム「The Beatles」の50周年記念盤の発売イベントに登場した。

全身真っ白の装いで“ホワイト・アルバム”を掲げる松崎しげる。(Photo by Ryota Mori)

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The Beatles「The Beatles」スーパー・デラックス・エディション 展開図(Photo by Ryota Mori)

「The Beatles」は1968年に発表され、“ホワイト・アルバム”の愛称で音楽ファンから長く愛されているThe Beatles通算9作目のオリジナルアルバム。50周年記念盤には全収録曲に新たなステレオミックスと5.1chサラウンドミックスを加えた音源、制作当時レコーディングされたデモ音源、アルバムの録音時に残されたセッションレコーディングなどの未発表音源が収録されている。

発売日の本日11月9日を前に東京・原宿にあるレストラン・ペニーレーンに登場した松崎は、“ホワイト・アルバム”を意識した全身真っ白の装い。「ポール・マッカートニーももう76歳、僕も来年70歳ですからね。でもポールの背中を見ると僕も80歳ぐらいまで歌わないとまずいかなという気がしますね」と現在来日公演中のポールに触れながら、「ビートルズに関して自慢できる部分は武道館公演に2日間行って、2日間行ったのは芸能人の中では少ないほうかな。当時高校2年生でしたが、ビートルズ観に行ったら学校を退学になると言われてましたからね。そこからずっとビートルズは生き続けていますね」と自身のThe Beatlesにまつわる思い出を語った。

松崎しげる(Photo by Ryota Mori)

当時“ホワイト・アルバム”をリアルタイムで聴いていた松崎は、その印象について「ビートルズは“サージェント・ペパーズ”の時代になると、自分たちで演奏を再現できないようなアルバム作りになったんですよね。でもその次に出したこの“ホワイト・アルバム”は、自分たちバンドがやってきたことの集大成のような感じで、ガンガン楽器をかき鳴らしていて。それまでのビートルズは「抱きしめたい」(「I Want To Hold Your Hand」)とかポップな曲をやっていたのに、“ホワイト・アルバム”になったら完全にロックになったんです、演奏が当時の自分のパワーの源のように入ってきましたね」とコメント。また彼はThe Beatlesが下積み時代に出演していたイギリス・The Cavern Clubのステージに立ったことがあり「僕もThe Cavern Clubに行って歌ったんですよ。The Cavern Clubの後ろの壁は煉瓦作りになっていて、そこにサインしていけって言われてど真ん中に書いてきました。今も残っているみたいで、どこかの雑誌にその壁が映っていたんです。その壁を虫眼鏡で見ても見えなかったんだけど、ハズキルーペで見たときにしっかり見えましたね」と会場の笑いを誘っていた。

「Blackbird」を歌う松崎しげる。(Photo by Ryota Mori)

イベント終盤には、ギターの弾き語りで「Blackbird」が披露される場面も。ギターを爪弾きながらソウルフルな歌声を聴かせた松崎に、会場は感動的なムードに包まれた。最後に彼は「ポール・マッカートニーに負けないぐらいに、これからも年に関係なく歌えるだけ歌っていきたいです」と挨拶してイベントを締めくくった。

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chill blankhead / Tatsuya Saito @chill_blankhead

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