コブクロ、NHKソチ五輪テーマ曲初披露&紅白出場へ意欲

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コブクロが2014年冬に開催されるソチオリンピックおよびパラリンピックのNHK放送テーマソングを担当。本日10月23日に東京・NHKホールでテーマソング発表会が行われ、新曲を初披露した。

コブクロ

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小渕健太郎が作詞作曲した楽曲のタイトルは「今、咲き誇る花たちよ」。選手の背中を押すような力強いミディアムナンバーで、バイオリン、フルート、オーボエ、ティンホイッスル、パーカッションなど多様な楽器が使用されている。演奏後には杉浦友紀NHKアナウンサーが加わりトークショーがスタート。初めて歌った感想を聞かれた小渕は「この曲を作っていたときに遠いところで花が上っていくイメージがあったんですけど、今日も歌っていてそういう感じがしました」、黒田俊介は「過去のオリンピックの映像をいろいろと観たんですけど、僕もそこにいる気持ちで歌いました」とコメントした。

続いてこれまで制作してきた「花」をイメージした楽曲との違いを聞かれると、小渕は「強いですね」と即答。そして「今までただそこに咲いている一輪の花の美しさを曲にしてきたんですけど、今回は冬を越えて春になって初めて咲く生命の強さを歌っています。選手の皆さんは今まだ練習を続けていて、雪の下で芽吹くのを待っていると思うので」と続けた。また小渕は「ぜひとももう1度ここで歌えたら」、黒田も「(この曲で1年を終われたら)最高です!」と語り、同じNHKホールで12月31日に行われる「第64回NHK紅白歌合戦」への出場へ意欲を見せた。

「今、咲き誇る花たちよ」は大会期間中のNHKオリンピック放送のオープニングやエンディングをはじめ、開幕前のオリンピック関連番組、PRスポットなどでオンエア。なおこの楽曲は12月18日にリリースされる彼らのニューアルバム「One Song From Two Hearts」に収録される。

コブクロ コメント

2014年、ソチオリンピックに出場される選手の皆さん一人一人が、これまでの全てをかけて挑むその舞台で、希望が花開く瞬間をイメージしながら、この「今、咲き誇る花たちよ」という楽曲を作りました。この楽曲で、応援させて頂ける事をとても嬉しく思います。
ゆるやかさとエネルギッシュさの両面を織り込んだメロディーは、冬季オリンピック独特の「スピード感」を。そして、歌詞のテーマとなる「花」は、「儚くやわらかな、花」のイメージではなく、冬を越えながら幾度も咲き、咲いては枯れ、そこにいるも強く優しく咲き誇る「逞しい、花」を、選手の皆さんに置き換えて描きました。
冬季オリンピックは、演目が終わる瞬間やゴールを切る瞬間に、そこから一瞬にして、…高く花々の様な鮮やかな勇気の彩りが駆け上がるような気がします。その彩りが幾つも集まれば、この星の色さえ変えてくれそうな気がします。そんな鮮やかな記憶をいくつも残してくれる、素晴らしいオリンピックになる事を期待しています。
選手の皆さん、頑張ってください。

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読者の反応

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出淤泥而不染 @doku_musume

というわけで、気になったコブクロの五輪テーマ曲で使われてる笛は「ティンホイッスル」→ http://t.co/r4IROIqFSL

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