ハリソン・フォードがインディへの愛語る、マッツ・ミケルセンも「なりたかった」

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第76回カンヌ国際映画祭で行われた「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のフォトコールと記者会見に、キャストのハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、マッツ・ミケルセン、監督のジェームズ・マンゴールドらが出席した。

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」記者会見の様子。

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本作は「インディ・ジョーンズ」シリーズ第5弾。アメリカとロシアが宇宙開発競争を繰り広げる1969年を舞台に、ナチス残党の陰謀を阻止するため、考古学者インディ・ジョーンズが新たな冒険に挑むさまが描かれる。主人公インディをフォードが演じた。

ハリソン・フォード

ハリソン・フォード

各国のメディアで満席となった会見。今回のカンヌ国際映画祭で名誉パルムドールを贈られたフォードは「言葉では言い表せない気持ち。今も言葉にならないんだ。カンヌという場所で温かく歓迎され、とてもいい気分だったよ」と喜びを伝える。本作で「インディ・ジョーンズ」からの引退を考えたそうで「私を見ればわかるだろう?(笑) 少し立ち止まって休む必要があるからね」と話し、「私はこの仕事も、このキャラクターも、彼が私の人生に与えてくれたことも、そのすべてが大好きなんだ。それがすべてだね」と語った。

左からボイド・ホルブルック、マッツ・ミケルセン、ハリソン・フォード、ジェームズ・マンゴールド、フィービー・ウォーラー=ブリッジ。

マンゴールドは、本作の監督を引き受けた理由について「ハリソンは伝説的なスターである前に、1人の役者であり、常に自分が演じるべきものを探している。最初に話したとき彼が脚本に求めてきたものは、この映画の存在意義だったんだ。彼のように疑問や要求をしっかりと持った人と仕事ができるのは、脚本家としてまたとない機会だね」と明かす。

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」フォトコールの様子。

インディと戦う元ナチス党員・フォラー役で参加したミケルセンは「俳優を志すずっと前の話だけど、僕はインディ・ジョーンズになりたかったんだ」と告白。そして「インディには欠点がある。彼は嘘をつき、盗みを働く。でも僕たちはインディのようになりたいと思う。それだけ彼には魅力があるんだ。『インディ・ジョーンズ』を観て監督になろうと決心した仕事仲間も多い。そんな作品に参加できたことを誇りに思うよ」と熱弁した。

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は6月30日に日米同時公開。

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