「七人樂隊」サモ・ハンのインタビュー到着、“香港が一番だ”と語るものは

19

199

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 59 123
  • 17 シェア

オムニバス映画「七人樂隊」の一編「稽古」を監督したサモ・ハンのインタビュー映像がYouTubeで公開された。

サモ・ハン

大きなサイズで見る(全20件)

「稽古」

本作はサモ・ハンのほか、アン・ホイ、パトリック・タム、ユエン・ウーピン、ジョニー・トー、リンゴ・ラム、ツイ・ハークという香港で活躍する7人の監督が1950年代から未来まで、担当する年代をクジで選び撮影した作品。「稽古」では1950年代、サモ・ハンが子供時代に通っていた戯劇学校でのエピソードをもとに、学校の建物の屋上でカンフーの稽古に励む少年少女たちと師匠の厳しくもコミカルなやり取りが描かれた。師匠役でサモ・ハンの長男であるティミー・ハンが出演している。

サモ・ハン

映像の中でサモ・ハンは「僕はわんぱくだった」と自身の子供時代を振り返り、1950年代の香港について「みんな食べるのに必死だった」「当時は親たちもおそらく、仕事が一番重要だったので子供の面倒が見られない。そこで我々を師匠に預けた。世話してもらえるうえに、武術を習えるからね」と語っている。

フィルム時代の作品に敬意を表し、全編35mmフィルムで香港各時代の“美しい瞬間”を捉えた本作。サモ・ハンは「我々は20年以上フィルムで撮ってきたけど、突然それはなくなった。だから今回フィルムで撮るとすごく懐かしい感じがしたよ」と伝える。そして「香港にあってほかの国では手に入らないものは、ワンタン麺、チャーシュー飯、この2つはどこと比べても香港が一番だ」と茶目っ気たっぷりに話し、「香港は特別な街なんだ。昔の香港がとても懐かしいよ」と述べた。また映像の中で彼は、香港映画を愛する日本のファンにメッセージを送っている。

「おじいちゃんはデブゴン」ポスタービジュアル (c)2016 Irresistible Alpha Limited, Edko Films Limited, Focus Films Limited, Good Friends Entertainment Sdn Bhd. All Rights Reserved.

「七人樂隊」は10月7日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。なお本作の公開を記念し、サモ・ハンが監督・主演・アクション監督を務めた「おじいちゃんはデブゴン」が9月30日より新宿武蔵野館で上映される。

※「おじいちゃんはデブゴン」はR15+指定作品

この記事の画像・動画(全20件)

もっと見る 閉じる
(c)2021 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved

読者の反応

うずらヒヨコ🇯🇵JPN🐤鵪鶉小雞 @uzurahiyoko

「七人樂隊」サモ・ハンのインタビュー到着、“香港が一番だ”と語るものは

「七人樂隊」は10月7日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。本作の公開を記念し、サモ・ハンが監督・主演・アクション監督を務めた「おじいちゃんはデブゴン」が9月30日より新宿武蔵野館で上映 https://t.co/XVAqKSeFQ4

コメントを読む(19件)

おすすめの特集・インタビュー

関連記事

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 七人樂隊 / おじいちゃんはデブゴン / サモ・ハン / ティミー・ハン / サモ・ハン・キンポー の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。