鈴木亮平主演で高山真の「エゴイスト」映画化、相手役は宮沢氷魚

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鈴木亮平主演で高山真の自伝的小説「エゴイスト」が映画化。2023年に公開されることが明らかになった。

「エゴイスト」

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「エゴイスト」原作書影 (c)高山真/小学館

本作の主人公は、まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔。自分の美しさに無頓着で健気な龍太との出会いによって、浩輔は鎧を脱ぎ捨て、誰かを心から愛する喜びを知っていく。鈴木が浩輔、宮沢氷魚がシングルマザーの母を支える龍太に扮する。監督は「トイレのピエタ」「ハナレイ・ベイ」などで知られる松永大司、脚本は松永と狗飼恭子が担当した。

鈴木、宮沢、松永のコメントは以下の通り。あわせて、ソファに横たわる龍太を見つめる浩輔の姿を捉えた場面写真が解禁された。なお原作の文庫版は8月5日に発売予定だ。

※「エゴイスト」はR15+指定作品

鈴木亮平 コメント

「愛はエゴか、エゴが愛か」これは私が昔から考え続けてきたテーマでした。
原作小説を初めて読んだ時、著者も同じテーマに向き合ってきた方なのではないかと感じました。
この映画が静かに、皆様の心の深い場所へ届きますように。

宮沢氷魚 コメント

「エゴイスト」という作品に出会い、僕は人間の本質、原点とはなんなのかを考えさせられました。
愛とは一体なんなのか。無条件の愛など存在するのか。たくさん悩み、苦しみ、でも希望の光を目指してこの作品に挑みました。
2人の人間の愛情と生き様をまるでドキュメンタリーのように描いた作品が完成しました。
1人でも多くの人にこの作品が届くことを心より願っています。

松永大司 コメント

自身の監督デビュー作品である、友人を長年撮影したドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」がジェンダーをテーマにしていた自分にとって、著者である高山真さんの想いが込められた原作を読んだ際、とても心動かされるものがありました。そしてその原作を鈴木亮平、宮沢氷魚らの人間味溢れる俳優たちと共に、力強い映画として完成させることができました。この作品がささやかでも誰かの生きる力になることを願います。

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(c)2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会

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原作は8月5日発売予定(小学館)

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