広瀬すず×松坂桃李「流浪の月」新カット到着、撮影監督による写真の展示も決定

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広瀬すず松坂桃李がダブル主演を務めた「流浪の月」の新たな場面写真が到着。映画公開を記念した写真展の開催も決定した。

「流浪の月」新場面写真

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「流浪の月」新場面写真

「流浪の月」新場面写真

本作では韓国の撮影監督ホン・ギョンピョが日本映画に初参加。これまで「パラサイト 半地下の家族」をはじめ、「バーニング 劇場版」「母なる証明」「哭声/コクソン」といった作品を撮影してきたカメラマンだ。「パラサイト」の撮影現場でポン・ジュノから本作の監督・李相日を紹介されたホンは、たまたま直前に韓国で公開された李の監督作「怒り」に強い感銘を受けており、オファーを快諾した。

「流浪の月」メイキング写真。左から李相日、ホン・ギョンピョ。

李とホンは画コンテなしで現場に入り、リハーサルを綿密に行ったうえで撮り順を決めるスタイルを選択。李は「1つひとつのカットに対して、画と芝居にヌッキム(フィーリングを意味する韓国語)が生まれるまでお互いに粘った」と振り返った。またホンは日本の俳優陣について「広瀬さんはさらに演技に深みが増して、人としての成熟を感じさせた。松坂さんはクローズアップしたときの表情に何度も驚かされた。体を徹底的に絞り込んで歩き方まで完全にキャラクターになりきった演技を見せてくれた。横浜(流星)さんはいろいろな引き出しを持っていて、キャラクターの暴力的な面についても単純な表現ではなく、その人物の内に抱えているものや背景を感じさせる演技を見せてくれた。多部(未華子)さんは短い登場だったが強烈な印象を残す演技だった」と絶賛している。

「ホン・ギョンピョ撮り下ろし『流浪の月』ポストカードブック」より。(c)Hong Kyung Pyo

「ホン・ギョンピョ撮り下ろし『流浪の月』ポストカードブック」より。(c)Hong Kyung Pyo

「映画公開記念写真展」は、本作の公開初日となる5月13日より全国10劇場で開催。ホンが撮影の合間に撮りためていた現場ポートレートがスタッフ間で評判を呼び、展示される運びとなった。展示写真は「ホン・ギョンピョ撮り下ろし『流浪の月』ポストカードブック」として、全国の劇場窓口で発売決定。モノクロ14枚とカラー(中表紙)1枚の計15枚で、広瀬、松坂、横浜流星多部未華子白鳥玉季の姿が至近距離で捉えられている。ほかにもメインキャスト4名を個別に捉えたA5クリアファイル4枚セット、三日月チャーム付きのブックマーカー、本作を象徴する湖の桟橋の写真をプリントした巾着トートの販売を予定。詳しくは作品公式サイトを確認しよう。

「流浪の月」は5月13日より全国ロードショー。凪良ゆうの同名小説をもとに、誘拐事件の被害者として名を知られるようになった女児、加害者とされた青年が15年後に再会するさまが描かれる。

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(c)2022「流浪の月」製作委員会

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