「蜜蜂と遠雷」鈴鹿央士が藤田真央の生パフォーマンスに感動「指がやわらかくて」

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蜜蜂と遠雷」のイベントが本日9月4日に東京・ヤマハ銀座ビルで行われ、キャストの鈴鹿央士とピアニストの藤田真央が参加した。

鈴鹿央士

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「蜜蜂と遠雷」ポスタービジュアル

恩田陸の同名小説を原作とする「蜜蜂と遠雷」は、世界を目指す若きピアニストたちの挑戦を描く音楽ドラマ。松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン(PRIZMAX)が出演し、「愚行録」の石川慶が監督を務める。鈴鹿は国際ピアノコンクールに波乱を巻き起こす謎の少年・風間塵役で出演。藤田は塵の演奏を担当した。

左から鈴鹿央士、藤田真央。

イベントは、本日9月4日に映画のキャラクターが演奏する楽曲を収録したアルバムが4枚同時リリースされたことを記念したもの。隣同士で座った鈴鹿と藤田は撮影を通して仲を深めていたのか、笑顔を向け合いながらトークを展開していく。MEN'S NON-NOの専属モデルとしても活動している鈴鹿は「モデルのときはカメラを意識しますけど、演技のときは意識しないのが大きな違いでした」と映画の撮影を振り返った。

鈴鹿央士

鈴鹿央士

監督の石川はオーディションで鈴鹿を見たときに「塵そのもの」と感じたという。役作りについて聞かれた鈴鹿は「塵はピアノを楽しく弾く人。なるべく指を動かして自分で弾いているように見せたいと思いました」と述懐する。続いて、撮影の開始前に東京・東京オペラシティで行われたレコーディングを見学しに行ったことを回想。そこには藤田も参加していたと話し、「リアル風間塵といった感じで。ピアノを弾く前、弾いているとき、弾き終わったあとの雰囲気や表情を勉強しました。お手本ですね」と役作りの原点を明かした。藤田は照れ笑いをしながら「東京オペラシティの大ホールだったんですけど、(鈴鹿が)一番前の席に座ってるんですよ。役者さんは一挙手一投足をすべて観察しているのですごいなと思いました」と鈴鹿とのエピソードを披露する。

生演奏する藤田真央(右)とそれを近くで見る鈴鹿央士(左)。

生演奏を終え、観客に大きな拍手を送られる藤田真央。

イベントでは、藤田がエリック・サティの「ジュ・トゥ・ヴ」とフレデリック・ショパンの「スケルツォ第3番 嬰ハ短調」を生演奏。合わせて約12分間のパフォーマンスを終えると、大きな拍手を送るファンに深々とお辞儀をした。鈴鹿は東京オペラシティのときよりも近くで演奏を見られたことにうれしそうな表情を浮かべる。「指がやわらかく動いていてすごい」と感動した様子だった。

左から鈴鹿央士、藤田真央。

そして藤田は「クラシック音楽について敷居が高いと思っている人は多いかもしれませんが、この作品を観たら『そうでもないぞ』と感じていただけると思います」と映画をアピール。鈴鹿は「4人の演奏シーンの疾走感に注目してください。映画館で観ることに価値がある作品です」と集まったファンに伝えた。

「蜜蜂と遠雷」は10月4日より全国ロードショー。

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(c)2019映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会

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Mao Fujita 藤田真央 @maofujita_piano

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