ドラマ「大奥」主題歌は幾田りら「蒲公英」、音楽はKOHTA YAMAMOTO

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よしながふみ原作によるTVドラマ「大奥」の主題歌が、幾田りら「蒲公英」に決定。音楽をKOHTA YAMAMOTOが担当することも発表された。

幾田りら

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2023年1月10日にNHK総合で放送スタートする「大奥」。幾田は楽曲について「生まれながらにして徳川家の宿命を背負いながらも、己の正しさを信じ貫いて、力強く生きていく女将軍の姿を、楽曲に込めたいと思いました」と述べている。一方のKOHTA YAMAMOTOは、これまでTVアニメ「『進撃の巨人』The Final Season」や「キングダム」第3期、第4期などに携わってきた作編曲家。今作での音楽に対し「シリアスな面だけではなく明るい未来を見据えるような楽曲も制作しています。そういったメッセージが音楽を通して皆さんに届き、明るい未来を見ていこうというきっかけになったとしたらこれほど嬉しいことはありません」と語った。

2004年から2020年にかけてメロディ(白泉社)で連載された「大奥」は、男子のみを襲う謎の疫病が国中に蔓延し、男子の数が激減した江戸時代を舞台にしたSF時代劇。将軍職をはじめとした主な役職を女性が受け継ぎ、男性は希少な“種馬”として大切に育てられるようになった日本で、代々の将軍とその周囲のさまざまな絆が描かれてきた。

幾田りらコメント

多くの人に愛され続けている「大奥」という作品の主題歌を担当させていただけることを光栄に思います。壮大な歴史と、激動の時代を生き抜く人々の熱き精神に何度も心動かされました。生まれながらにして徳川家の宿命を背負いながらも、己の正しさを信じ貫いて、力強く生きていく女将軍の姿を、楽曲に込めたいと思いました。そんな思いで完成した「蒲公英」という曲が「大奥」に登場する人々の生き様と重なり、ご覧になる皆さまの心情にも寄り添えるものとなっていただけたら嬉しいです。今から放送が楽しみです。どうぞよろしくお願いします。

KOHTA YAMAMOTOコメント

KOHTA YAMAMOTO

未知の流行病により社会のあり方が根底から覆されるという今作のストーリーはコロナ禍を過ごしてきた現代の私たちの生活にシンクロする部分があります。
そのような歴史の転換点を描く「大奥」からは国家存亡の危機から立ち上がり新たな未来を作っていくポジティブなメッセージも感じます。
その作品をこの時代に映像化することでどんなことを感じるのか私自身とても楽しみにしています。
今作の音楽ではシリアスな面だけではなく明るい未来を見据えるような楽曲も制作しています。
そういったメッセージが音楽を通して皆さんに届き、明るい未来を見ていこうというきっかけになったとしたらこれほど嬉しいことはありません。
「大奥」には「本当はこういう歴史があったのでは?」とワクワクする魅力があります。
音楽がどのような形でご覧になった方々に届くのかを、緊張しながらも楽しみに放送を待ちたいと思います。

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ドラマ10「大奥」

NHK総合:2023年1月10日(火)より毎週火曜日22:00~22:45(初回15分拡大)

スタッフ

原作:よしながふみ「大奥」
脚本:森下佳子
制作統括:藤並英樹
プロデューサー:舩田遼介、松田恭典
演出:大原拓、田島彰洋、川野秀昭

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ティグレ @Masked_Tigre

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