スペースノットブランク「松井周と私たち」上演に向け松井周「今のところ、いい感じです」

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小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク松井周と私たち」が、11月23日から27日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク「松井周と私たち」リハーサル写真(c)小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

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左から松井周、小野彩加、中澤陽。(c)小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

これは、スペースノットブランクが松井周と共に演出・出演する作品。本作では、振付家のジェローム・ベルが、タイ伝統舞踊家のピチェ・クランチェンと、芸術的実践についての問いを投げかけ合い、検証した舞台作品「ピチェ・クランチェンと私」のアイデアをトレースし、スペースノットブランクと松井が芸術的実践をはじめ、現代日本の演劇界、舞台芸術界全体に関する問いを共有し、検証する。

上演に向け、松井は「スペースノットブランクの作品は、観るたびにいつもシンプルで、自分よがりな焦燥感を忘れさせてくれるものでした。『恐れずに発想を形にして、最大の効果を引き出す!』という強い意志を勝手に感じて励まされていたのです。だから、一緒にやりませんか? という話が来たときはとても嬉しかったし、ジェローム・ベルの『ピチェ・クランチェンと私』という作品のやり方(正式にジェローム・ベルの許可を得ています!)を使って『松井周と私たち』という作品を立ち上げるという話にも興奮しました。とてもシンプルなコンセプトに貫かれていたから。ちょうど9月のはじめに、稽古の前半を終えたところです。今のところ、いい感じです。『松井周と私たち』という言葉以外に置き換えられない時間になっていると思います。ぜひ御覧ください」とコメントした。

チケットの一般販売は10月14日10:00にスタート。

松井周コメント

小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク「松井周と私たち」リハーサル写真(c)小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

最近、自分が作品をつくるときに「どうやるんだっけ?」という疑問がまず浮かびます。これは、自身の方法すらつかめきれず、焦燥感から暗闇で手を振り回してデタラメに彫刻しようとする感覚に近いです。新型コロナ以降のパフォーミングアーツの方法やプロやアマチュアの垣根を越えた表現の形式、芸術一点豪華主義(倫理や生活を犠牲にして)の終焉などに影響されてるというか、それらについて考えているうちにぼんやりしてしまうのです。ただの老化かもしれません。しかし、スペースノットブランクの作品は、観るたびにいつもシンプルで、自分よがりな焦燥感を忘れさせてくれるものでした。「恐れずに発想を形にして、最大の効果を引き出す!」という強い意志を勝手に感じて励まされていたのです。だから、一緒にやりませんか? という話が来たときはとても嬉しかったし、ジェローム・ベルの「ピチェ・クランチェンと私」という作品のやり方(正式にジェローム・ベルの許可を得ています!)を使って「松井周と私たち」という作品を立ち上げるという話にも興奮しました。とてもシンプルなコンセプトに貫かれていたから。ちょうど9月のはじめに、稽古の前半を終えたところです。今のところ、いい感じです。「松井周と私たち」という言葉以外に置き換えられない時間になっていると思います。ぜひ御覧ください。

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小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク「松井周と私たち」

2023年11月23日(木・祝)~27日(月)
東京都 こまばアゴラ劇場

原案:ジェローム・ベル「ピチェ・クランチェンと私」(2005年)
演出・出演:小野彩加中澤陽松井周

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さざんかQ @sazankaQ

いつチケット発売なのかヤキモキしてた案件。 https://t.co/5rbJfU3lza

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