劇団俳優座「ラフタリーの丘で」開幕、演出の高岸未朝「『これぞ演劇!』という骨太な作品」

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劇団俳優座「ラフタリーの丘で」が、本日8月29日に東京・俳優座スタジオで開幕する。

劇団俳優座 No.354「ラフタリーの丘で」より。(撮影:古元道広)

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劇団俳優座 No.354「ラフタリーの丘で」より。(撮影:古元道広)

劇団俳優座 No.354「ラフタリーの丘で」より。(撮影:古元道広)

「ラフタリーの丘で」は、アイルランドの劇作家マリーナ・カーの戯曲。作中では、アイルランドのある丘で暮らす一家の秘匿された真実が描かれる。絶対的権力を持つ父親が、暴力で家族を蹂躙しているラフタリー家では、娘のソレルが18歳になり結婚を控えていた。父親の暴力に“沈黙”することで、いわば共犯者となっていたダイナは、ソレルを複雑な思いで見つめていて……。

本公演では、坂内太の翻訳・ドラマトゥルク、高岸未朝の演出で「ラフタリーの丘で」が立ち上げられる。高岸は上演に向けた思いを「この『ラフタリーの丘で』は、日本とは違うアイルランドという文化圏の家族をモチーフとした話ですが、まさに現代を生きる人々の心をもれなく揺さぶる『これぞ演劇!』という骨太な作品です。繊細に、緻密に作り上げました。おぞましい設定が神聖なものにすら思えてくる──想像力を刺激する映像とのコラボも見逃せない仕上がりになっています! 是非、劇場にて体験・体感してください。お待ちしております!!」と述べた。

上演時間は約2時間15分。公演は9月10日まで。

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劇団俳優座 No.354「ラフタリーの丘で」

2023年8月29日(火)~9月10日(日)
東京都 俳優座スタジオ

作:マリーナ・カー
翻訳・ドラマトゥルク:坂内太
演出:高岸未朝

キャスト

レッド・ラフタリー:加藤佳男
ダイナ・ラフタリー:荒木真有美
ソレル・ラフタリー:高宮千尋
デッド・ラフタリー:齋藤隆介
シャローム・ラフタリ―:松本潤子
ダーラ・ムード:山田貢央
アイザック・ダン:荘司肇

※高岸未朝と高宮千尋の「高」ははしご高が正式表記。

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劇団俳優座 @haiyuza

★ 9月公演『#ラフタリーの丘で』

✨【 #ステージナタリー 】へ取り上げていただきました!
〜 演出の高岸未朝「『これぞ演劇!』という骨太な作品」 〜
▶︎ https://t.co/Qjrzn0RcyH

8/29~9/10
@俳優座スタジオ
約2時間15分(休憩含む)
▼公演情報
https://t.co/zXu6KaYCjN

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