「ひとりで公演2020」は、2019年に開催された「ひとりで公演1」に続く、2回目の自主公演。今回の公演では、柳沢が作劇、青年団の朝比奈竜生がドラマトゥルクを担う「話しをしている友達」、ワワフラミンゴの
上演に際し、柳沢は「3年前は、試したいことたくさんあってやってみて、分かったことがあったりうまく行かなかったりいろいろでしたが、いまはうまくいくとかいかないとかにあまり興味が無くなってしまったので、チャレンジ、それだけでやりたいと思います。わたしは気軽にやりますので、みなさんもお気軽にいらしてください」とコメントした。
柳沢茂樹 コメント
こんにちは。柳沢茂樹です。
2019年の「ひとりで公演1」に続き、2回目の自主公演です。
1年に1回くらいやろうかなあと思って始めた企画なんですが、新型コロナウイルスとか育児とかあって、3年空いてしまいました。
みなさんは、2020年春くらいから今日までどうでしたかね。私はこういう、ひとと直接会わなくても良いみたいな共通認識がある世界が、夢のようだなあと思いました。自分の思いつきとか好きなことや衝動で生きたいし、特に日々の生活がほかの誰かの雰囲気に流されるのはあまり好きではなくて、みんな勝手に生きててほしいなあと、そんなことを改めて感じたコロナ禍でした。
観劇の障壁も薄れてきたので、そろそろ公演やろうかなと思って、今回も3人の方にお声かけしました。
朝比奈さんは、出演した舞台を拝見して、表現のボリュームが絶妙で、ぜひこのひとと何か創作してみたいと思い、お声をがけしました。普段は主にドラマトゥルクとして活動されている方です。鳥山さんは前回に続きお願いしました。今回も他にはない楽しい作品が作れたらなあと思ってます。滑川さんは、数年前に舞台で共演しました。エトエというコントユニットを主宰している元お笑い芸人で、爽快なコントが得意な作家・俳優です。
3年前は、試したいことたくさんあってやってみて、分かったことがあったりうまく行かなかったりいろいろでしたが、いまはうまくいくとかいかないとかにあまり興味が無くなってしまったので、チャレンジ、それだけでやりたいと思います。
わたしは気軽にやりますので、みなさんもお気軽にいらしてください。
朝比奈竜生 コメント
何度か、柳沢さんと、公演の感想等、やりとりさせていただいて、楽しかったのと、健康な企画だなぁ、というので、お手伝いさせていただきました。
なにしましょうか、と雑談する中から、無茶ぶりで、シーンをいくつも、やっていただいて、「今のはピンと来ました？」「どっちが、柳沢さんにとって、より大事そうですか？」と訊きながら、それらのシーンを選んで、並び替えるお手伝いをしたつもりです。
僕の論理や好みではしない構成だと思うのですが、見応えがあるんじゃないか、と思います。通し稽古を見てくれた友達は「柳沢さんを好きにななりそうな公演」と言ってくれたと思います。
本番も、そんなだったら、いいなあ！
鳥山フキ コメント
稽古の時パニックになりがちで、常に自信がなくてこわいのですが、一人で作っているわけじゃなく柳沢さんも一緒に作っている訳ですので、、そんな訳ですので頑張ります。
屈託とのんびりをテーマに作ってます。よろしくお願いします。
滑川喬樹 コメント
お声がけ頂いた時は不安しかありませんでしたが柳沢さんが褒めてくれたり励ましてくれたりアイデア出してくれたりといろいろしてくれたのでなんとか書けました。バカバカしいのから愛の物語まで3本やります。普段観ることができない「柳沢茂樹」が観れると思いますので是非観に来てください。
柳沢茂樹「ひとりで公演2020」
2022年10月28日（金）・29日（土）
東京都 Space & Cafe ポレポレ坐
出演：
「話しをしている友達」
作：柳沢茂樹
ドラマトゥルク：朝比奈竜生
「パン（仮）」
作・演出：
「林」「手紙」「オーディション」
作・演出：滑川喬樹
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いよいよ来週末に始まります。
楽しい作品ができました。
是非観に来て下さい。
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