Baobabが“生み直す”「アンバランス」開幕、北尾亘「いまだからこそ再び」

2

48

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 9 18
  • 21 シェア

Baobab Re:born project vol.2「アンバランス」の長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオ公演が、本日1月31日に行われた。

Baobab Re:born project vol.2「アンバランス」より。(撮影:齋梧伸一郎)

大きなサイズで見る(全11件)

Baobab Re:born project vol.2「アンバランス」より。(撮影:齋梧伸一郎)

Baobab Re:born projectは、Baobabが過去作品を“生み直す”新プロジェクト。第1弾「○○階から望む~空想住宅編~」に続く今回は、2010年に北尾亘が振付・構成・演出を手がけた「アンバランス」を、北尾自らが再構築する。出演者には北尾のほか、河内優太郎、シュミッツ茂仁香、伊藤まこと、福島玖宇也が名を連ねた。

Baobab Re:born project vol.2「アンバランス」より。(撮影:齋梧伸一郎)

開幕に際し北尾は「目まぐるしく移り変わるコンテンポラリーダンスの世界の只中で、いま“だからこそ”この作品を再び手掛けることにしました。新たな心持ちで」と語り、「この世界に絶対的なバランスは存在しない。身体(カラダ)が教えてくれる導きに従って、たゆたうように世界へ足を踏み入れよう」とコメントしている。

Baobab Re:born project vol.2「アンバランス」より。(撮影:齋梧伸一郎)

本作は、2月11・12日に神奈川・神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIでも上演される。なお神奈川公演は、若手の発掘・育成を目指す企画「マグカルシアター2021」の1作品にラインナップされているほか、「国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2021(TPAM2021)」における「TPAMフリンジ」の1作品となっている。

北尾亘コメント

「アンバランス」はBaobab旗揚げのキッカケとなった意欲作です。目まぐるしく移り変わるコンテンポラリーダンスの世界の只中で、いま“だからこそ”この作品を再び手掛けることにしました。新たな心持ちで。

絶対的価値観が存在しない時代。身体はいつも、思考するよりも早い速度で、細胞レベルで順応しようとする。

この世界に絶対的なバランスは存在しない。身体(カラダ)が教えてくれる導きに従って、たゆたうように世界へ足を踏み入れよう。

関連特集

この記事の画像(全11件)

Baobab Re:born project vol.2「アンバランス」

2021年1月31日(日)※公演終了
長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオ

2021年2月11日(木・祝)・12日(金)
神奈川県 神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI

振付・構成・演出:北尾亘
出演:河内優太郎、シュミッツ茂仁香、伊藤まこと、福島玖宇也、北尾亘

読者の反応

  • 2

長野ニュース @naganonews

Baobabが“生み直す”「アンバランス」開幕、北尾亘「いまだからこそ再び」(公演レポート / コメントあり) - ステージナタリー
https://t.co/0EtZt9wUBn

コメントを読む(2件)

おすすめの特集・インタビュー

関連記事

もっと見る閉じる

Baobabのほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 Baobab / 北尾亘 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします