石丸さち子×東映の新企画が始動、6月に新作「ひりひりとひとり」上演

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石丸さち子が作・演出、東映がプロデュースを手がける新企画「S-IST Stage(エスイストステージ)」が始動。その一環である完全オリジナル作品「ひりひりとひとり」が6月に上演される。

S-IST Stage「ひりひりとひとり」ロゴ

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本作は、「Color of Life」「マタ・ハリ」といったミュージカル作品や、舞台「BACKBEAT」を手がけたことでも知られる石丸が、「演劇とはなにか?」を自身に問い直し新たに立ち上げる作品。劇中では、春男という名の俳優にまつわる物語が詩・音楽・歌によって紡がれる。また音楽・生演奏を森大輔が担当する。

石丸は上演に向け「本作で光をあてる、そのひとりの職業は、俳優です。ひりひりとした、その生きる実感を、演劇や音楽の恵みがどれほど支えてきてくれたか。自力では這い出せない痛みの中から救いだしてくれる芸術の力に思いを馳せつつ、ひとりの痛みと喜びを、密やかな祭のように、大騒ぎの輪舞のように、描きたいと思います」とコメントした。

出演者や公演日程・会場、チケット情報については続報を待とう。

石丸さち子コメント

S-IST Stageロゴ

演劇は、今も昔も、世界を映す鏡です。
そして世界は、数え切れないひとりひとりの、書き換え不可能な一瞬を積み重ねています。

たったひとりを描くこと、ほんの一瞬を描くことが、世界を描くことになり、永遠を描くことになりうる……という可能性に、いつも表現者は無限の夢を抱き、希求し続けます。

愛するあの人の、運命を共にするあの人の、のぞきたくてものぞけない胸のうち。それを描こうと思いました。
たったひとりの中に去来する、過去現在未来、様々な葛藤の世界に、お客さまと一緒に飛び込みたい!

本作で光をあてる、そのひとりの職業は、俳優です。
ひりひりとした、その生きる実感を、演劇や音楽の恵みがどれほど支えてきてくれたか。
自力では這い出せない痛みの中から救いだしてくれる芸術の力に思いを馳せつつ、ひとりの痛みと喜びを、密やかな祭のように、大騒ぎの輪舞のように、描きたいと思います。

「僕は、私は、俺は、あなたは、何処に、誰に、つながっているんだろう?」

この記事の画像(全3件)

S-IST Stage「ひりひりとひとり」

2020年6月

作・演出:石丸さち子
音楽・演奏:森大輔
プロデュース:東映株式会社

※2020年5月22日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

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