dracomの筒井潤が日・独で“謝罪”とは何か問い直す、「釈迦ヶ池」京都で

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筒井潤 / dracom「釈迦ヶ池-Der Buddha-Teich」が、12月6日から8日まで京都・京都芸術センター 講堂で上演される。

筒井潤 / dracom「釈迦ヶ池-Der Buddha-Teich」ドイツ・デュッセルドルフでの初演より。(Photo by Christian Herrmann)

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筒井潤 / dracom「釈迦ヶ池-Der Buddha-Teich」ドイツ・デュッセルドルフでの初演より。(Photo by Christian Herrmann)

筒井潤 / dracom「釈迦ヶ池-Der Buddha-Teich」ドイツ・デュッセルドルフでの初演より。(Photo by Christian Herrmann)

本作は、dracomの筒井が、京都芸術センターとドイツ・デュッセルドルフの劇場FFT(Forum Freies Theater)と共同で制作した作品。1880年に起きた「釈迦ヶ池遊猟事件」をテーマに、“謝罪”とは何かを問い直す。出演者には、dracomメンバーの鎌田菜都実とドイツ人俳優のナジャ・デュスターベルクが名を連ね、本編は日本語とドイツ語の2カ国語で上演される。

筒井は「9月に行われたデュッセルドルフ公演では、お客さんがとてもよく笑ってくださって大いに盛り上がりました。さて、京都公演ではどうでしょうか。この日本での上演で私たちにもようやく今作の全貌が見えるので、関係者一同とても楽しみにしています」とコメントしている。上演時間は約1時間30分。なお12月7日公演の終演後、アフタートークが実施される。

※初出時より、内容が変更になりました。

筒井潤コメント

筒井潤 / dracom「釈迦ヶ池-Der Buddha-Teich」ドイツ・デュッセルドルフでの初演より。(Photo by Christian Herrmann)

主なテーマは「謝罪」「ディスコミュニケーション」「スクリプト(台本)」です。少しややこしそうですが、それらを様々な “あるある”や、1880年に大阪で起きた日独の外交問題を下地にして面白おかしく上演します。ふたりの俳優の超絶技巧によってどこまで演出されていてどこから実際の出来事なのかがわからなくなる奇妙さもあります。わたしも自分の演出を見失うときがあります(笑)。9月に行われたデュッセルドルフ公演では、お客さんがとてもよく笑ってくださって大いに盛り上がりました。さて、京都公演ではどうでしょうか。この日本での上演で私たちにもようやく今作の全貌が見えるので、関係者一同とても楽しみにしています。

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筒井潤 / dracom「釈迦ヶ池-Der Buddha-Teich」

2019年12月6日(金)~8日(日)
京都府 京都芸術センター 講堂

作・演出:筒井潤
出演:鎌田菜都実、ナジャ・デュスターベルク
ドラマトゥルク:オレック・ジューコフ

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京都芸術センター @Kyoto_artcenter

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