12月25日(日)に
哲夫にとって初の著書でベストセラーとなった「笑い飯哲夫訳 般若心経」に続く本書。笑い飯は、もともと哲夫と西田がお互いにエロ小説を書いていたことにより意気投合した間柄で、本書の発売は哲夫にとって長年の念願が叶った形となる。
構成はオムニバス形式で、クラスでも目立たない童貞の男子が主人公。彼は、同じクラスの好きな女子と、性欲の対象としている同じ塾のかわいい女子2人に、日々想像の世界で悶々としている。しかしある日主人公のもとに2人からラブレターが到着。そこには主人公が想像だにしない真意が隠されており……といった内容だ。
物語のメインである第1章「中学生の手記」をはじめ、第1章の主人公が恋する女子の飼い犬の目線で描かれるアナザーストーリー「犬の臭記」、第1章の主人公が性欲を抱く女子の髪を縛るゴムの目線で描かれるアナザーストーリー「ゴムの主記」、そして第1章から第3章までのアナザーストーリーで主人公にライバル心を燃やす「中学生の秋記」まで。さまざまな視点と文体から物語が楽しめる。
本著の謳い文句は「中学生男子よ、エロ小説を読め!」。中学生男子のみならず、気になる人は哲夫の紡ぐエロの世界をぜひ楽しもう。
笑い飯のほかの記事
タグ
リンク
- 花びらに寄る性記 - よしもと堂書店
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
雫(しずく) @bejimi
松村くんオススメの本らしい
笑い飯哲夫、念願のエロ小説「花びらに寄る性記」出版 - お笑いナタリー https://t.co/FzVuv9OlQt