来月10月8日（土）、
コンビ結成20年、アラフォー芸人のナイナイが今あらためて「一人前の大人」をテーマに挑むこの番組。2人がNHKの番組に揃って登場するのは、1995年にゲスト出演した「ソリトン」（NHK教育）以来16年ぶり、MCとしては初めてのことだ。ちなみにピンとしては、昨年2010年に岡村が「トップランナー」に出演、矢部が「地球イチバン」のMCを務めている。
今回の「いっちょまえ！」では、2人が「大人」のスキルを楽しく学ぶことに。岡村は「真に大人であることとは？」という問いを、作家・伊集院静にぶつける。著書「大人の流儀」がベストセラーになっている伊集院は、岡村の真摯な問いにどう答えるのか。
矢部は、同世代の市井の人々の「大人な現場」として、大阪・岸和田の「だんじり祭」に密着。荒々しさで知られる一方、地域の結束に支えられるこの祭りの世話役に矢部が密着し、地域と密接に関わる生き方を学習する。収録の最終日には2人がそれぞれのロケを経た感想を話し合う。
そのほか「いっちょまえの大人」に必要なマナーや常識、技術などにまつわるクイズに2人がチャレンジするミニコーナーも。ナイナイとともに「大人」とは何かをぜひ学ぼう。
ナインティナインのコメント
【16年ぶりのNHK出演について】
岡村：若くて無我夢中だったせいか、前回（16年前の出演）の記憶がまったくない。そのぐらい爪跡を残せなかったんだと思う。NHKにハマらなかった。今回はしっかりとみんなの記憶に残りたい。しかし、スタッフさんも技術さんもまだ探り探りの仲なので、まずスタッフとお酒を飲んで、仲良くなることから始めたい。
矢部：NHKは縁遠いし、入りにくい。近くに来たこともない。恥ずかしい話、場所がわからなくて今日来るのもカーナビに住所を打ち込んで案内してもらったくらい遠い存在。アウェー感が強い。
【番組のテーマは「一人前の大人になる」だが、自己分析すると？】
岡村：もう40歳になってしまったけど、まったく大人じゃない。会社勤めもせずに芸能界に入ってしまったので、芸人の世界のことは分かっても、世間のことはからきし……。新幹線の切符も飛行機のチケットもマネージャー任せなので、何もできない。みっともない大人。
矢部：あらゆるものが欠けていると思う。一般の人たちの力に到底及ばない。電車に乗ることだって不安。今、この場（NHK）から「タクシー以外の手段で自宅に帰れ」と言われたら本当にパニックになる。
【番組への抱負】
岡村：気合を入れすぎると空回りするたちなので、いい緊張感をもってやっていきたい。みっともない大人を鍛え直して欲しい！
矢部：NHKはこなれてないので、アウェー感が強いが、本気で大人に成長したい。ジャンルによっては本当に何もできないので、勉強したい。勉強しよー！
ナインティナインのいっちょまえ！
NHK総合 2011年10月8日（土） 23:30 ～ 23:59
＜出演者＞
MC：ナインティナイン
ゲスト：伊集院静 ほか
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