プロレス名場面再現も「激情プロレス」来春第3弾開催決定

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昨日1月24日、東京・ルミネtheよしもとにて「激情プロレスリング~ナウリーダー vs ニューリーダー 吉本・新日本プロレス世代闘争~」が開催された。

「激情プロレスリング~ナウリーダー vs ニューリーダー 吉本・新日本プロレス世代闘争~」エンディング。

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立見席まで完売し、いつもとはまったく違う熱気に溢れる劇場。会場が暗くなったと同時にすぐさま歓声が沸きあがったが、昨年2013年10月に行われた「激情プロレスリング~激突!! 吉本芸人軍団 VS 新日本プロレス軍団全面戦争~」のVTRが流れると、再び会場は拍手と歓声に包まれた。

解説のバッファロー吾郎・竹若が「どちらのチームワークが勝るのか」と期待を込めて語った言葉通り、今回は芸人とプロレスラーが入り乱れての世代闘争。ナウリーダー軍はロンドンブーツ1号2号・田村亮、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎、ハリガネロック・ユウキロック、新日本プロレスリングの棚橋弘至、天山広吉、小島聡、中西学、ニューリーダー軍はレイザーラモン野性爆弾、新日本プロレスリングの後藤洋央紀、内藤哲也、田口隆祐というイレギュラーなチーム編成で試合が行われた。

実況を務める博多華丸・大吉の大吉からは、「前回大会でこの世代闘争の口火を切ったマテンロウのアントニーは、大事な時期のため欠場。打ち上げで『次はもっと頑張る』と言っていたキャプテンニュージャパンも欠場」と補足が。お決まりのコミッショナー・バッファロー吾郎Aによるふんどし姿での開会宣言のあとは、「真壁(刀義)さんはいないんですか?」と残念がるアジアン馬場園による国歌斉唱「ただ泣きたくなるの」。終わるとすぐさま、「激情プロレスの主役は俺たちだ!」(内藤)、「マイクは待ってるだけじゃ回ってこないんだよ」(棚橋)と、試合前からヒートアップしていた両軍がいよいよ試合に突入した。

黒(Kuro)ひげ危機(KiKi)一髪の進化版「HYPER 3K」では、「生き別れた兄弟」と大吉に例えられた天山と川島による時間無制限一本勝負。圧倒的な強さを見せつける天山に、川島がまさかの方法で逆転勝利を収める活躍を見せ、ニューリーダー群が一気に勢いづく。プロレスに三輪車と風船が持ち込まれたオリジナル対戦「B.O.F(バーンオアファイト)」は、ルールを理解できるかどうかが勝負の鍵に。天然芸人代表格の亮やロッシーがまんまと飲みこまれたばかりか、NEVERベルトを賭けた内藤までもが大混乱。コミッショナーが「何やってんだコノヤロー!」と冷や汗をかく事態に発展した。途中、強い相手を求めて乱入したボクサー・南海キャンディーズしずちゃんにRGがブチ切れ、「こんな会社やめてやる!」と宣言。まさしく1984年2月3日、北海道・札幌中島体育センターで起こった「雪の札幌テロ事件」での藤波辰爾の名セリフに会場は大爆笑となった。

裏切り連続の舌戦「フィニッシュ・トーク・ホールド」では、棚橋の大学時代のダサさ、後藤の傘ぼこ事件、天山の技名問題など、苦痛の暴露が次々登場。メールのハートマークをきっかけに天山が、川島、小島、大吉に4股をかけていることや、田口のとんでもない秘密までもが白日の元にさらされる結果となり、両軍ともに披露困憊していた。ここで、ハーフタイムショーの時間が設けられ、2700のネタ「右ひじ左ひじ」にテンコジこと天山と小島が挑戦。モンゴリアンチョップを組み合わせた「右ひり左ひじモンゴル見て」というスペシャルバージョンのネタに加えて、観客を巻き込んだショーも行われた。

セミファイナルは、技をかけられながらカラオケを歌う「ホールドソングマッチ」。ここでニューリーダー軍の助っ人としてロバート秋山が登場。中西との対戦でアイアンクローをきめられると、歌う間もなくダウンしてしまった。RGは天山に対してモンゴリアンチョップをかけるもまったく効かず。後藤はユウキロックに卍固めをかけられながらも、抜群の歌唱力で「Hold Your Last Chance」を劇場に響かせた。亮にいたっては田口にかけられたロメロスペシャルがきまった瞬間に崩れ落ち、「背骨折れてます!」と騒ぐ始末。世代闘争関係なく、芸人たちが惨敗という有様を見せてしまった。

最後のメインイベントは、今年2014年1月3日の「大プロレス祭2014」に端を発した、棚橋&ハチミツ二郎、内藤&RGの漫才対決。棚橋&ハチミツ二郎組は、ハチミツが即興で田口をイジる掴みで観客を引きつけると、プロレスネタ、棚橋のキーワードなどを、ボケ、ツッコミ、漫才コントと、巧みに漫才中に入れ込んだ鮮やかなしゃべくり漫才で一気に観客を魅了した。一方、内藤&RG組は、真逆のベタやドタバタを繰り返す賑やかな漫才を繰り広げ、観客は思わず笑ってしまう展開に。観客の拍手により、勝者は棚橋&ハチミツ二郎組に決定。内藤&RG組は、Aコミッショナーの耳によると「2人差」という僅差だった。

総合成績の結果、ナウリーダー軍が勝利し、棚橋の「会場のみなさーん、愛してまーす!」という歓喜の叫びで試合は終了。このほかにも、試合の途中途中で「猪木が見せたアリキック」「猪木問答」など、プロレス史に残る事件の再現が。バッドボーイズ佐田ととろサーモン久保田の乱入など、予想のつかない展開が数々巻き起こっていた。

この試合の模様はNOTTVにて放送。前回の試合は2月23日(日)、今回の試合は3月16日(日)に放送される。次回開催は来春とのこと。1月31日(金)には、東京・タワーレコード新宿店 7Fイベントスペースで、DVD「激情プロレスリング~激突!! 吉本芸人軍団 VS 新日本プロレス軍団全面戦争~」の発売記念イベントが開催される。詳細はよしもとアール・アンド・シーのオフィシャルサイトで確認を。

激情プロレスリング~激突!! 吉本芸人軍団 VS 新日本プロレス軍団全面戦争~

NOTTV2 2014年2月23日(日) 23:00 ~ 25:00

激情プロレスリング~ナウリーダー vs ニューリーダー 吉本・新日本プロレス世代闘争~

NOTTV2 2014年3月16日(日) 22:00 ~ 24:00

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osamu @yashimasakusen

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