「テレビを崩しに」西田Pと藤村Dのヒーローショー&トーク

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昨日12月21日、埼玉・八木橋百貨店8階カトレアホールにて、「たまたま」(テレビ埼玉)の公開収録が行われ、北海道テレビ藤村忠寿ディレクターと読売テレビ西田二郎プロデューサーが熊谷発のニューヒーローをプロデュースした。

「たまたま」(テレビ埼玉)の公開収録が行った北海道テレビ藤村忠寿ディレクター(右)と読売テレビ西田二郎プロデューサー(左)。中央は「合体戦士アワサルンジャー改め捜索戦士サガスンジャー」。

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「水曜どうでしょう」で知られる藤村Dと「ダウンタウンDX」で知られる西田Pが、“すべて手作り”を基本に一から作り上げている番組「たまたま」。テレビ界の常識を超えたさまざまな企画を行ってきた2人が、今回新たに手掛けるのがヒーローショーだ。きっかけは、藤村と西田が出版した書籍「てれびバカ ツッパリオヤジVS小悪魔オヤジ」のサイン会のため八木橋百貨店を訪れたこと。そこで2人が「ヒーローショーをやりたい!」と言ったことから八木橋が快諾し、実現に至った。

この日発表されたヒーローは、「合体戦士アワサルンジャー改め捜索戦士サガスンジャー」。西田曰く、「ヒーローショーに新しい価値観を、と思いミュージカルの要素も取り入れた」とのこと。脚本とテーマソングの作詞は西田が担当し、演出は藤村が担当した。すべてがぶっつけ本番のため、ヒーロー役の役者も戸惑う中、台本を初めて見る藤村がシーンごとに止めて役者に指示を出し、2時間半にわたって演出。歌あり、ダンスありのステージを終えると、集まった約300人の観客はスタンディングオベーションでニューヒーローを歓迎した。藤村は「大きな不安もありましたが大成功」と安堵。西田も「これで全国ツアーやりましょう」と手応え十分な様子だった。

そのあとは、「テレビの未来を考えて行こう」というテーマで2人がトーク。西田は今年2013年を振り返り、「いい意味で刺激を受けた1年。テレビを作る上で積み上げてきた方程式を潰しにかかる準備ができた」と語った。さらに2014年の抱負について「テレビを崩しにかかる年」と宣言。「当たり前のことに疑問を呈して、こんなことができないか、という年にしたい」と意気込みを見せた。藤村も「テレビも何もかも、今はまともすぎる。2014年はルールを守らない大人になりたい」と同意。「来年は外国ロケにカメラを持って行かないでやりたい。カメラ持たずに、二郎ちゃんが写真を撮って、あとはしゃべりだけで再現する番組を」と、新たな構想を明かした。

ヒーローショーの模様はテレ玉で来年放送予定。トークの模様は、12月31日23時30分から1時間、年またぎで放送される。来年も、2人がテレビ界をさらに面白くしてくれることを大いに期待しよう。詳しくは「たまたま」オフィシャルFacebook、八木橋オフィシャルサイトで確認を。

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